仲介者型INFPは日本が合わない？人生ハードモードと言われる11の理由

仲介者型INFPは繊細でお人よしでありながらも、空想の世界を生きているといわれるほどに理想主義な一面もあります。

温厚で控えめな性格で、人から好かれる要素も多くありますが、中には「日本が合わない」「人生ハードモード」だと思う仲介者型INFPの人も多いようです。

一見、奥ゆかしい日本文化に適応している仲介者型INFPですが、一体なぜ日本が合わないと思ったり、人生ハードモードだと感じてしまったりするのでしょうか？

仲介者型INFPは日本が合わない？

仲介者型INFPは日本が合わないといわれたり、また仲介者型INFP自身がそう感じることがあるようです。

それには、仲介者型INFPならではの理由がありました。

空気を読むことが苦手である

仲介者型INFPは空気を読むことが苦手なため、日本が合わないと思うことがあるようです。

仲介者型INFPは共感性に長けており、相手の気持ちを想像することも得意としていますが、一方で感情表現はストレートになりがちな部分があります。

これは仲介者型INFPが内に秘めている独自の価値観を大切にしているからで、自分の思いをありのまま表現することが仲介者型INFPにとっての自己表現だからです。

しかし、日本社会では「言葉のあや」という表現があるように、あえて気持ちをストレートに伝えず、オブラートに包んだり言い方を変えて伝えようとする文化がありますね。

このように、空気を読んで上手にコミュニケーションをとるのが苦手な仲介者型INFPは、もっと直接気持ちを表現したいというもどかしさを抱えている人も多いのです。

時間にルーズである

仲介者型INFPは時間にルーズであるため、日本が合わないと思うことがあるようです。

仲介者型INFPは柔軟性に長けていて、自由な発想を持つことを得意としていますが、反対に時間管理をすることが苦手です。

言わずもがな、日本は時間に厳しい国の1つですよね。

社会に出るとなおさら時間管理が求められますが、自由な生き方を追い求める仲介者型INFPは、約束の時間に遅れてしまったり、直前に気分が乗らなくなったりすることもよくあります。

几帳面に生きるのが苦手なので、日本社会では生きづらさを感じることがあるでしょう。

集団生活に向いていない

仲介者型INFPは個人主義なタイプが多いので、日本が合わないと思うことがあるようです。

自分自身の考えを大切にしているので、多数決や集団の意見に従うことに抵抗を覚える傾向にあります。

日本は、どんなときでも集団の調和を求められ、衝突や意見の食い違いすら避けられることもありますよね。

独自の価値観を誇りに思っている仲介者型INFPにとって、常に人と同じ意見であることや周囲と同じ行動が求められる日本社会が、肌に合わないことはよくあります。

厳しい規則が苦手である

仲介者型INFPは、厳しい規則や既存の仕組みを受け入れるのが苦手なため、日本が合わないと思うことがあるようです。

自分の考えや価値観が世間とかけ離れていることを理解し、それらを一番大切にしたいと思っているため、自分の思いと社会の厳しい規則が一致していないと、ルールに従うことさえも拒否してしまいます。

日本は集団社会なので、みんなが同じルールに従い、平等に生きることが美徳とされています。

人と違うことを自分自身、そしてまわりにも受け入れてほしいと思っている仲介者型INFPは、このような「右に倣え」の風習に抵抗を覚えるようです。

自由に生きたい仲介者型INFPにとって、規律性の高い日本社会は心が疲弊してしまうのでしょう。

競争社会が合わない

仲介者型INFPは、競争社会が合わないため、日本が合わないと思うことがあるようです。

日本社会は周囲との調和が求められる反面、成功するために競争したり、野心を燃やして敵を蹴落としたりする競争社会でもありますよね。

仲介者型INFPは自分の中の価値観や信念を貫くことを大切にしているので、まわりに打ち勝つために手段を選ばず突っ走るようなことは望みません。

仲介者型INFPに合う国はある？

仲介者型INFPは日本が合わないといわれたり、仲介者型INFP自身がそう思うことが多いようです。

それでは、仲介者型INFPが生きやすい国はあるのでしょうか？

仲介者型INFPに合う国①北欧諸国

仲介者型INFPに合う国は、北欧諸国（スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド、フィンランド）です。

北欧諸国の文化は平和主義で、個々の幸せを尊重する特徴があります。

日本のように時間に厳しくもなければ、教育制度もフレキシブルで、個性を伸ばすことに力を入れているため、大人も子どもも幸福を感じやすいといわれています。

集団生活や規則に従うのが苦手な仲介者型INFPにとって、北欧ののびのびした自由な生き方は憧れでしょう。

仲介者型INFPに合う国②カナダ

仲介者型INFPに合う国は、カナダです。

カナダは多民族・多文化国家で、さまざまな国からの移民が共存している国です。

日本のように「こうであるべき」という考え方が存在しないので、個々の人権と自由が何よりも尊重されます。

自分の価値観を受け入れてほしいと思っている仲介者型INFPにとって、生きやすい国の1つでしょう。

仲介者型INFPに合う国③オランダ

仲介者型INFPに合う国は、オランダです。

オランダはコミュニケーション方法が極めて直接的だといわれており、また仲介者型INFPが好む深く哲学的な議論を好みます。

日本とは真逆の文化で、仲介者型INFPが生きやすい要素が詰まっていますね。

仲介者型INFPは人生ハードモードといわれる理由

仲介者型INFPの人生がハードモードといわれる理由、そして仲介者型INFP自身がそう思う理由は何なのでしょうか？

①相性の合う人が少ない

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、相性の合う人が少ないことです。

考え方や価値観が独特で、周囲からは「変わっている」と思われ理解を得られないこともありますよね。

仲介者型INFPは基本的に内向的で控えめなので、独自の考えを主張することもなく、内に秘めた価値観を押し殺しまわりに合わせてしまう部分も。

そんなジレンマで、人生ハードモードだと感じてしまうことがあるようです。

②傷つきやすい

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、傷つきやすいことです。

感受性豊かで、人の気持ちや変化に気付くのが得意な仲介者型INFPは、人が発する些細な言葉も気になり、引きずってしまったり悩んでしまったりすることがあります。

独特の考えを持っており、自分の価値観を何よりも大事にしたいという思いがあるにもかかわらず、まわりの意見に左右されやすいので、自分らしさを失ってしまいがちです。

また自尊心が低いため、傷ついた自分を慰めてあげることも苦手で「生きづらい」「ハードモードだ」と感じることがあるようです。

③理想が高い

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、理想が高いことです。

仲介者型INFPは理想主義で、現実と空想の狭間を行き来しているような人生を送っています。

高い理想を掲げますが、それに伴わない現実に落胆してしまったり、理想に描くとおりに行動できない自分にもどかしさを感じてしまうこともあり、なかなか現実を受け入れることができません。

常に頭の中は理想の世界でいっぱいなので、現実とのギャップに苦しみ、人生がハードモードになってしまうのです。

④人付き合いが苦手

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、人付き合いが苦手なことです。

内向的で秘密主義な一面もある仲介者型INFPは、狭くて深い人間関係を大切にする一方で、他者とのかかわりに疲れてしまうことも多くあります。

親しくなりたいと思った相手とは深い関係になりたいと望みますが、内気な部分があるのでなかなかアプローチできないジレンマを抱えており、本当に近づきたい人に近づけないもどかしさも抱えているでしょう。

また、朗らかで人当たりが良いので一見社交的に見える仲介者型INFPですが、本当は1人の時間を大切にするタイプで、ずっと誰かと一緒にいることは得意としません。

そんな独特な人間関係の理想が周囲からはなかなか理解されず、生きづらさを感じてしまうのですね。

⑤自己肯定感が低い

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、自己肯定感が低いことです。

仲介者型INFPは理想が高すぎるゆえ、自分の思い描く計画や未来に近づけなかったり、自分の能力がそぐわなかったりすることにストレスを感じます。

現実から目を背け、理想の世界を生きている仲介者型INFPなので、現実の自分をなかなか受け入れられず、自己否定につながってしまうようです。

また、独自の思考や価値観を周囲に理解されないことも多いので、さらに孤独を感じ思い詰めてしまう…という悪循環に陥ってしまう人も多いでしょう。

⑥プレッシャーに弱い

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、プレッシャーに弱いことです。

人の意見に左右されやすい仲介者型INFPには、周囲の期待がプレッシャーとなって重くのしかかります。

学生であればテストや発表会の前、社会人であればプレゼンや試験の前などに過度のプレッシャーを感じ、本領を発揮できない人も多いのではないでしょうか。

そうして失敗経験が積み重なり、さらに理想と現実のギャップが浮き彫りになることで、自己肯定感が上がらないのです。

⑦自己犠牲を払いがちである

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、自己犠牲を払いがちなことです。

仲介者型INFPは共感性が高く繊細な性格で、他人のために尽くすことを考えて行動します。

人間関係でも職場でも自分のことを後回しにして、人のために行動しているのではないでしょうか。

自己犠牲を払う行動を繰り返すうちに生きづらさが増し、人生をハードモードに感じるのでしょう。

⑧現実逃避しがちである

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、現実逃避しがちなことです。

理想主義な仲介者型INFPは、理想と現実のギャップに苦しむと現実逃避をする傾向があります。

仲介者型INFPのエネルギーが向かう方向は内側（自分のほう）なので、飲み会やカラオケでパーッと発散することができず、自分の殻に閉じこもり自己と向き合うことを好みます。

現実を見るよりも、自分の理想や思いが詰まった空想の世界に入り込みたくなってしまうので、ときに社会生活に支障をきたすことがあるかもしれません。

特に大人になると、つらいことがあっても出社しなければいけなかったり、自分の非を認めて前進しなければいけなかったり、精神的な試練が多くなってきますよね。

それが仲介者型INFPには難しいことがあり、現実逃避をすることを好むので、生きづらさを感じてしまうのでしょう。

⑨ルールを守るのが苦手である

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、ルールを守るのが苦手なことです。

仲介者型INFPは独自の考えを内に秘めているので、一見忠実で真面目なように見えますが、実は自分の興味・関心に一直線で情熱的な一面もあります。

そのため、社会の模範的なルールに従うことに抵抗を感じ、自分の信念や価値観を優先したいと葛藤することもあるでしょう。

内向的で控えめな性格なので、実際にはルールに従い輪を乱すことはありませんが、心の中では大きなジレンマを抱え続けていることでしょう。

⑩本当の自分を出せない

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、本当の自分を出せないことです。

仲介者型INFPは秘密主義で自分の思いを積極的に主張しない上に、周囲に気を遣ってなんとか調和しようと努力をするので、自然と本当の自分を隠してしまう傾向にあります。

1人になってゆっくり自分自身と向き合い、空想の世界に浸ることでストレスを発散できるので、それができない他者との時間が苦痛で、自分を押し殺して生きている人も多いでしょう。

⑪生き方が不器用である

仲介者型INFPの人生がハードモードな理由は、生き方が不器用であることです。

仲介者型INFPは柔軟性に長けていて自由なため、一見器用に生きているように思えますよね。

しかし、実は不用意にストレスをため込んでしまったり、気にする必要のないことまで気にしてしまったりと、要らぬ不安を抱え込みながら生きています。

本当は自由にのびのび生きたいと思っているのに、共感性が高く優しい性格が裏目に出て、必要以上にまわりの評価や人の気持ちを考えてしまい、自分を疲れさせてしまうのです。

まとめ

仲介者型INFPは日本が合わないといわれたり、人生ハードモードだと感じることが多い理由について解説してきました。

心の中は究極の自由人で理想主義！でも現実とのギャップに葛藤し、まわりともうまくやりたいと願う仲介者型INFPならではの悩みは、生きる場所によって形を変えるかもしれません。

日本社会は仲介者型INFPのような人たちにとっては生きづらいかもしれませんし、より仲介者型INFPの個性や考えが輝く環境はたくさんあります。

仲介者型INFPは優しく鋭い察知能力を持ち合わせており、人から好かれる要素をたくさん持っています。

自分に自信をもって、内に秘めた個性を活かせる環境で生きられたら幸せですね。