INTP（論理学者型）の性格や特徴・相性を徹底解説– category –

INTPは「論理学者型」といって、個人主義の天才肌タイプとして知られています。

IQの高い知性派だけれど、コミュニケーションはちょっと苦手かもしれない、そんなINTPについて徹底解説していきましょう。

INTPの性格

INTPの性格を分析してみましょう。

【I】自分の世界にこもる
【N】発想力がある
【T】芯が通っている
【P】人に流されない

【I】自分の世界にこもる

INTPは､自分の世界にこもるタイプです。

根っからの内向型といわれるINTPは、常に何かを頭の中で考えており、脳内はぐるぐる大忙し。

社交的な場ではしゃぐよりも、自分と向き合う静かな時間を過ごすことを好みます。

【N】発想力がある

INTPは、発想力があるタイプです。

INTPは現実をそのまま見るというよりも、理想や夢を掲げながら考えを巡らせ、斬新なアイデアにつなげていきます。

連想ゲームのように次々に考えが浮かんでくるので、独創的な人物であることが多いですよ。

【T】芯が通っている

INTPは、芯が通っているタイプです。

物事を判断する際、感情や私情を挟まずに論理的な決断を下すINTPは、芯の通った意見を持っています。

合理主義で冷静なので、冷酷な人と思われてしまうこともあるでしょう。

【P】人に流されない

INTPは、人に流されないタイプです。

自分のペースで物事を進めていくINTPは、人の意見やスピードに流されず、冷静に淡々とやるべきことをこなすでしょう。

どちらかというとマイペースで、計画を立てることは得意としていませんが、持ち前の思考力を活かして効率的に、また論理的に物事を進めるスキルがあります。

INTPの特徴

INTPの特徴は、主に次のようなものが挙げられます。

INTPは冷静で穏やかに見えますが、頭の中は常にフル稼働しています。

1つのことを深く掘り下げたり、問題になっていることを自分なりに解釈し解決策を考えたりすることが好きで、何も考えていない時間がないほど。

INTPの長所

INTPの長所は以下の通りです。

問題解決能力が高い

INTPの長所は、問題解決能力が高いところです。

INTPはすべてのMBTIの中でも圧倒的な思考力を誇るので、難しい問題に対し解決策を思いついたり、物事の本質をとらえて最適解を導き出すことに長けています。

どれだけ考えても、考え疲れるということがないので、問題が複雑化すればするほど「考えがいがある」と喜ぶ人もいるでしょう。

トラブルに強い

INTPの長所は、トラブルに強いところです。

INTPは困難にぶつかったときでも対応力に長けており、周囲から頼られる存在。

普段から考えることに慣れているため、解決策や対応策の引き出しが多いんです。

どんな突発的なトラブルでもスムーズに解決してしまうでしょう。

プロフェッショナルになりやすい

INTPの長所は、プロフェッショナルになりやすいところです。

INTPは知的好奇心が高いので、自分の好きなことや興味を持ったことに対する情熱は、誰にも負けません。

常にスキルアップしたり、知識をアップデートすることに関し努力を怠らないので、特定の分野においてプロフェッショナルになる人が多くいます。

さまざまなことに興味を示しチャレンジしますが、飽きっぽいこともないので、一度始めたことは最後までやり抜く根性も持ち合わせています。

感情的にならないのでケンカが少ない

INTPの長所は、感情的にならないのでケンカが少ないところです。

INTPは合理主義者で、感情に任せて喜怒哀楽を表現することはありません。

突発的な行動や衝動的な態度も見せないので、ケンカになることが少ないでしょう。

また、内向型のため人との争いも求めず、平和主義な一面もあるので、どちらかというとケンカを冷静に仲裁するタイプが多いようです。

他者の意見に耳を傾けられる

INTPの長所は、他者の意見に耳を傾けられるところです。

INTPは議論することを好むので、他人の意見や考えに耳を傾け、その人なりの理論を知ることに興味を示します。

論理的思考力を持つINTPは、自身の考えはしっかりと理にかなった合理性を重んじますが、他者の意見が論理からずれていても真っ向から否定することはありません。

INTPの短所

INTPの短所は以下の通りです。

考えすぎて優柔不断である

INTPの短所は、考えすぎて優柔不断であるところです。

1つのことに対し深く考えを掘り下げることが得意なINTPは、深掘りしすぎて決断が遅れることがあります。

効率を重視する傾向にあるため、あらゆる可能性や方法を考え、最適解を導き出そうとするのです。

"思考の沼"にはまってしまうと、なかなか抜け出せずに優柔不断になってしまうのですね。

感情的な相手には心を閉ざしてしまう

INTPの短所は、感情的な相手には心を閉ざしてしまうところです。

INTPは合理性を重視した考え方をするので、感情をあらわにする相手が苦手な傾向にあります。

喜びや笑いなど、ポジティブな感情であれば受け入れられるものの、大激怒したり泣きわめいたりという感情を見せられると、反論する気も起きずに気持ちが冷めてしまうのです。

もともと内向的で、人に対し積極的に意見を主張するタイプではないこともあり、感情的な相手に反発することもありません。

それ以上関わらないよう、フェードアウトするでしょう。

細かい作業が苦手である

INTPの短所は、細かい作業が苦手であるところです。

INTPは、ルーティンワークや細かい作業を好まないタイプで、自分の発想やアイデアに基づいて行動する傾向にあります。

思考を広げられない、また深められないような職種だとストレスを感じやすいので、マイペースなINTPがのびのび作業に没頭できる職場環境が良いでしょう。

知的好奇心が高いがために、細かいことには注意が行き届かない一面もあります。

交渉が苦手である

INTPの短所は、交渉が苦手であるところです。

INTPは内向型で、自己と向き合いながら物事を進めていくことが得意です。

その反面、コミュニケーション力は低い傾向にあるので、交渉事が苦手な人が多いようです。

相手の感情を読み取ったり共感したりしながら話を進めていくスキルがないので、せっかく仕事ができても商談や交渉で失敗することもあるでしょう。

楽しいノリが苦手である

INTPの短所は、楽しいノリが苦手であるところです。

INTPは内向型で、自分1人の時間を何よりも大切にするので、集団のノリについていけずストレスを感じることが多いでしょう。

飲み会や歓迎会の騒がしい雰囲気になじめなかったり、楽しくなさそうに見えてしまったりするので、周囲から「大丈夫？楽しめてる？」と心配されることも。

INTPの割合はどれくらい？

INTPの割合は日本人の中で7.19%で、上から3番目という大きな割合を占めています。

内向的で感情をあらわにしないところが、日本人に多いのでしょう。

INTPの芸能人・有名人は誰？

INTPの芸能人・有名人は、主に以下の通りです。

世界の偉人

アイドル

日本の芸能人

まとめ

INTPの性格や特徴を解説してきました。

内向的でミステリアスなタイプのINTPは、日本人にも多いので、同じタイプに出会う機会があるでしょう。

自己主張が控えめですが、実は脳内にはいろんな考えが巡り巡っていて、常に考えることで忙しくしているタイプです。

IQの高い天才タイプといわれるINTPの特徴を知って、コミュニケーションや就職活動に活かしていきましょう。