MBTI診断テストにおける『冒険家型ISFP』は、争うことが苦手な平和主義で常に他者のことを思いやることができる優しい心の持ち主です。
そのため、MBTIの「性格が悪いランキング」ではいつも下位をキープ。嫌われる理由が見つからないくらい穏やかで寛大な性格だといいます。
この記事では冒険家型ISFPがMBTIの「性格悪いランキング」で下位となる理由や、逆に「性格が悪い」といわれることがあるのかについて詳しくまとめています。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由は？
とにかく人と争うことが嫌いな冒険家型ISFP。「平和主義者」とよくいわれていることから、悪い人ではないことがわかりますよね。
そんな冒険家型ISFPには他にもさまざまな長所があり、「性格がいい」と絶賛されています。ここからは一つずつその特徴を解説していきますね。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由①：争いが嫌いな平和主義者
冒頭でもお伝えした通り、冒険家型ISFPは平和主義者で争いごとが嫌いです。誰に対しても平等に優しく接するのでみんなに好かれるでしょう。
また、相手と意見が食い違ってしまった場合はその考えを受け付けないと拒否するのではなく、積極的に受け入れて理解しようと努力します。
このように「自分の意見が正しい」と相手に押し付けようとしないところも「性格悪いランキング」で下位となる理由だと思います。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由②：好奇心が旺盛
冒険家型ISFPは、好奇心旺盛で新しいことに挑戦していくことが好きな人。いつも探究心に満ちあふれており、すぐに楽しいことや面白そうなことを見つけては周囲を笑顔にします。
割と衝動的に動くので、引っ越しを決めたり、転職したりと急に大きな決断を下すことがあります。この「冒険者」という名に相応しい行動力が時に周りを驚かせ、困惑させてしまうこともあるので注意です。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由③：謙虚で気取らない
冒険者型ISFPは周りからユニークで才能にあふれた人という印象を持たれやすいです。しかし、本人はこの性格を当たり前だと思っているので「すごいね」と褒められても「そんなことないよ」と謙遜します。
このように自分が天才的で魅力的な人物だと気がついていないケースが多く、誰に対しても謙虚な姿勢を取り続けるでしょう。この気取らない態度が好かれる理由でもあるのです。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由④：フットワークが軽い
冒険家型ISFPはスケジュールを立てたり、ルーティンを決めたりすることをあまりしません。どちらかというとその時々の気分やノリで物事を決めて動くタイプです。
そのため、「毎日をあるがままの精神で生きる」をモットーに掲げている人も多いでしょう。物事に対する柔軟性があり、「ちょっと今から飲みに行こうよ」といった急なお誘いにも「いいよ」と快諾してついていきます。
ノリのいい人は年齢、性別問わず好かれているイメージがありますよね。
このフットワークの軽さが周りの人を惹きつける魅力の一つ。何事にも好奇心を持って挑んでいく冒険家型ISFPの姿に憧れ、魅力を感じる人が多いようです。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由⑤：寛容で偏見を持たない
冒険家型ISFPはどんな相手に対しても寛大な心で接する優しい心の持ち主です。例えば、自分と違う考え方やライフスタイルの人と出会っても、その人の生き方を尊重し、受け入れようとします。
他者に偏見を持たないところも冒険家型ISFPの長所。固定観念にとらわれるのではなく、物事を柔軟に考える能力に優れているので、人と違うことをしても批判せず優しく見守るでしょう。
冒険家型ISFPのように自分の価値観や信念にこだわらず、「人にはそれぞれ個性がある」という考えを持つと人生がより生きやすくなります。
そうすると周りの人たちのことがもっと好きになり、優しくしてあげたくなるはず。その結果、自然と自分の周りに人が集まってくるでしょう。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由⑥：ポジティブ思考
冒険家型ISFPは今この瞬間を楽しみながら生きるタイプです。過去に嫌なことがあったとしてもウジウジ悩まず、「昔の失敗はどうにもならないから、今を楽しもう」とポジティブに考えます。
いつも明るく前向きなので、人にも元気を与えることができるでしょう。しかし、ポジティブすぎて、現実部分をきちんと直視しない場合もあります。
例えば、「テスト勉強をするのがつらいから」という理由で漫画や映画といった趣味に没頭してしまったり、本当は解決しなければいけない問題をつい後回しにしてしまったりといった行動が挙げられます。
ポジティブでいることは、周りにもいい影響を与えるので大事にすべき特性です。「現実逃避」しない程度のポジティブさを心がけることがベストだと思います。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由⑦：想像力や発想力が豊か
冒険家型ISFPはクリエイティブ気質で物事を多角的に捉えて、独自のアイデアを提案することが得意です。
想像力の豊かさもほかの性格タイプに負けていません。自分の五感で感じたことをオリジナリティあふれる表現方法で周りに伝えるため、「面白い人」「センスがある」と褒められることが多いと思います。
人々の心をつかみ、感動させる能力に長けている冒険家型ISFPは、ビジネスのシーンでも活躍できます。
誰も考えつかないようなクリエイティブな発想を生かして、会社の発展に貢献できるアイデアや問題の解決方法を提案するので、かなり重宝されるはずです。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由⑧：共感性が高い
冒険家型ISFPは観察力や洞察力に優れており、他人の感情を読み取ることが得意です。鋭い観察眼を生かし、相手が表情や言葉に出していなくても今考えている気持ちを察することができます。
もし、相手がつらいことで悲しんでいたとしましょう。冒険家型ISFPは優しくそばに寄り添い、その人のニーズに合った思いやりのある言葉をかけてあげられるはずです。
このような優しさが「性格悪いランキング」で下位となる大きな理由だと思います。
冒険家型ISFPが「性格悪いランキング」で下位となる理由⑨：コミュ力が高い
冒険家型ISFPは内向的ですが、初対面の人ともすぐに話せるコミュニケーション力を備えています。相手の気持ちを読み取りつつ、その場の空気にあった会話を楽しむことができるでしょう。
人間対人間のいざこざが大嫌いなのでなるべく平和な関係性を望み、グループ活動の時も持ち前の「コミュ力」を生かし、メンバー同士の関係性をより円滑にしようと努力します。
そのため、冒険家型ISFPの周りはいつも穏やかな空気が流れており、とても平和。これも「性格がいい」と好かれる要因と考えられます。
そんな誰とでも仲よくできる冒険家型ISFPですが、広く浅くよりも深く狭い人間関係を築きがちです。
自分の本音を話せるのは、実は少人数の信頼できる人だけ。親友や家族、恋人といった身近な人たちに見せる表情と普段の表情が違ったりする場合もあるそうです。
冒険家型ISFPは「性格悪い」といわれることもある？対策は？
争いごとを好まない平和主義者で明るくポジティブ、さらに誰にでも優しい冒険家型ISFPですが、「性格が悪い」といわれることはあるのでしょうか。
調べてみると、どんなに優れた人でも短所が必ずあるように冒険家型ISFPにもデメリットになる特性がありました。
冒険家型ISFPが「性格悪い」といわれる理由①：長期的な目標を立てることが苦手
まず一つ目が長期的なスケジュールを立てることが苦手なこと。「その場のノリで生きていたい！」と思うタイプなので、決められた計画やルーティン通りに何かを行うことを避けがちです。
その結果、目標を達成できずに自信を失ってしまうことも…。グループワークの場合はほかの人に迷惑をかけてしまうことにつながります。
対策方法としては今やるべきことを明確にすること。目の前のものに一生懸命に取り組むことは得意なので、「今日はここまでやる」と近場の目標を立てると作業がスムーズになるかもしれません。
冒険家型ISFPが「性格悪い」といわれる理由②：自己主張ができずにストレスを溜める
冒険者型は自分の感情を相手に伝えることが苦手です。周りの目を気にしてしまう傾向もあるので、「何かを主張したら批判されるのではないか」と恐れてしまうそうです。
平和主義者でもあるので相手と意見が食い違って不穏な空気になることも嫌なのでしょう。自分の感情を押し殺して生活しているうちにどんどんストレスが溜まってしまいます。
そのストレスは家族や友人、恋人といった信頼できる相手にぶつけてしまいがち。それが何回も続くと、どんなに信頼関係があっても嫌われてしまいます。
そうならないためには、自己主張する訓練が必要です。会社や学校などではそういった機会がたくさんあると思うので、自分の意見をきちんということを意識しましょう。
冒険家型ISFPが「性格悪い」といわれる理由③：他者の気持ちを感じすぎてしまう
相手が何もいわなくても気持ちを察して行動できる共感性の高さは冒険家型ISFPの長所であり、短所でもあります。
例えば、自分の言葉が理解されていないと相手の表情や言動から読み取った時に「嫌われたんだ」「自分を認めてくれない」と悲しみや怒りを抱いてしまうことがあるそう。
そうなると冒険家型ISFPは取り乱してしまったり、周りがびっくりするほど怒り出すことがあるとか。これは他者からの批判を恐れるあまり起きてしまう反応だと考えられています。
対策方法としてはあまり敏感になりすぎず、「この人と私は考え方が違うんだ」程度の気持ちでその場を乗り切るといいでしょう。
もともとポジティブな性格なので、その部分をきっと生かせるはず。あまり周りに気を遣いすぎず、楽な姿勢で生きていきましょう。
まとめ
冒険家型ISFPの人が性格悪いランキングで下位となる理由についてまとめてみました。
16の性格タイプの中でも極めて平和主義で思いやりの心を持っているといわれている冒険家型ISFP。自由な発想で人々を笑顔にするようなアイデアを生み出し、高感度の高さを維持します。
一方、現実逃避をしてしまったり、自己主張ができなかったりとマイナスな部分もあります。しかし、これらの短所は性格が良すぎるがゆえのもので、意識すればカバーできると思います。
他者を思いやることも大切ですが自分を犠牲にせず、長所をもっともっと伸ばしていき、良い人間関係や生きやすい人生を構築してくださいね。
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