提唱者型INFJは、自分の軸をしっかりと持ち、優れた判断力を持つ大物タイプ。
なんと、人口の1.6%しかいないという極めて珍しいタイプなんです。
判断力に思いやりなど、社会で生きていくために大切な要素を持ち合わせた提唱者型INFJにみられる「あるある」を10選、ご紹介していきます。
提唱者型INFJと診断されたあなた、もしくはあなたが良い関係を築きたいと思っている人を、より深く知るための情報にしてみてくださいね。
提唱者型INFJのあるある10選!
提唱者型INFJと診断された人がよく経験するであろう、あるあるを10選ご紹介していきます。
①「変わり者」と言われる
提唱者型INFJは「変わり者」と言われることが多いでしょう。
提唱者型INFJはユニークなアイデアと独特の視点から、物事を多角的にとらえることを得意としています。
クリエイティブな職業に向いているともされ、まわりから「変わり者」だといわれるほど、他の人には考え付かない斬新なアイデアに恵まれた頭脳・センスの持ち主です。
②ピリついた空気が苦手
提唱者型INFJは、場の空気がピリピリしてしまうとつい和ませる発言をしてしまいがち。
提唱者型INFJの人が輪の中にいると、常に空気が穏やかで平和になるといわれています。
凍り付いた空気や雰囲気を嫌うので、ディスカッションや会議の場も苦手に感じる人が多いでしょう。
提唱者型INFJの人自身が、物事をいろんな角度から捉え多様性を認めることができ、どんな意見が出ても反発することなく、好意的に受け取ることができる人格です。
口論が起きても、双方の意見を上手にまとめて丸く収めることができるので、まわりからも「その場にいてほしい」と思われることが多いでしょう。
③自分を犠牲にしがち
提唱者型INFJの行動基準は「誰かのためになるかどうか」。
奉仕の心を持ち合わせ、見返りを求めない優しさを提供することができるので、他人に尽くす一方で自分のことを犠牲にしてしまう人が多いようです。
ボランティアや福祉活動などの社会貢献を、積極的にしている人もいるかもしれませんね。
他人を優先しすぎて、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまったり、心を病んでしまうケースもあるので、自分のケアも忘れずにすることが大切ですよ。
④人の気持ちを汲み取るのが得意
提唱者型INFJは判断力に優れているだけではなく、その場の状況を瞬時に判断し最適解を導き出すことを得意としています。
特に人の気持ちや表情を読み取るのが上手なので、人間関係や職場では中心にいてほしい人物として、信頼を集めるでしょう。
勘が鋭く、まわりの人の表情を見て今すべきことがすぐに判断できる上に、優しく放っておけない性格も相まって、人としての魅力にあふれています。
⑤クールといわれる
トラブルを嫌い、その場の感情で行動することがほとんどない提唱者型INFJは、一見クールに見えるかもしれません。
喜怒哀楽をあまり出さないよう意識しているので、本当の気持ちが見えづらく、近寄りがたいイメージを持たれることも多いでしょう。
⑥最初は大人しいけど慣れるとよく喋る
提唱者型INFJは、一見クールに見えたり近寄りがたく思われたりすることがありますが、心を開くとよく喋り、本当の自分をさらけ出す傾向にあります。
誰でも彼でも心を許すタイプではないので、出会った当初は「大人しい」「何を考えているか分からない」と思われることが多いですが、親しくなると人格が変わったかのように腹を割って話せる関係になれるでしょう。
⑦取り越し苦労をしがち
提唱者型INFJは責任感が強く、プレッシャーを感じやすい性格のため、取り越し苦労をしてしまいがちです。
不安感が強いがゆえ「こんなことが起きたらどうしよう」「こうなったときの対策を考えておこう」と、まだ起こっていないトラブルについて考えを巡らせてしまうこともあるので、疲れてしまいやすいでしょう。
責任感の強さも相まって、何かが起こったときには自分1人で何とかしなければならないと思ってしまい、さらに不安が増す…という悪循環に陥ってしまうこともあります。
⑧1人の時間が大好き
提唱者型INFJは、基本的に1人の時間が好きです。
人から頼られるのが好きで、実際に頼られることも多いタイプですが、気遣いの人であるため誰かと一緒にいると疲れてしまうことも。
提唱者型INFJの【I】は、性格が内向的なことをあらわしているので、パーティーや飲み会で他人とワイワイ過ごすことよりも、家でゆっくり自分をねぎらう時間を過ごすほうが有意義だと感じるでしょう。
提唱者型INFJは、自分自身をより深く理解するために自分の時間を確保するといわれています。
内なる世界を探求することで、より自分を愛し理解する努力をしています。
普段は他人軸で生きてしまいがちな提唱者型INFJなので、1人の時間を過ごして自分と向き合うのは大切なことですね。
⑨些細な言葉も気にしてしまう
繊細な性格の提唱者型INFJは、他人から言われた些細な言葉も重く受け止め、何日も引きずってしまうことがあります。
また、自分に直接関係なくてもまわりの空気感や人間関係で、気持ちが左右されやすいところもあるので、耳に入る言葉すべてをネガティブに捉えてしまい、抱え込んでしまう一面も。
ネガティブな感情に襲われると急激に落ち込んでしまい、立ち直るのに時間がかかったり、さらに身を削ってしまうことにもなりかねません。
誰かのためになることを喜ぶ提唱者型INFJだからこそ、誰かを喜ばせられなかったときの悲しみも深いといわれています。
他人のために尽くすのは素晴らしいことですが、いつも自分が悪いと思わないよう、思い切り自分を労ってあげてくださいね。
⑩責任ある仕事を任されると嬉しい
責任感の強い提唱者型INFJは、責任のある仕事を任されたり、重役を担うことができると喜びを感じます。
自分が関与し、援助することで誰かが救われたり、社会の役に立てることに幸せを見いだせるので、重大な役目を担うときでも必ず誠実に目標を達成し、相手が期待する以上の結果を残せるタイプです。
環境問題や貧困問題など、今世の中で話題になっている活動に興味を持ち、自分にできることがないかどうか調べたりすることに関しても、充実さを感じるでしょう。
提唱者型INFJには2タイプある!
真面目で思いやりがあり、少し繊細な部分もある提唱者型INFJは、さらに2タイプに分けることができます。
同じ提唱者型INFJでもストレス耐性に違いがあるので、自分のタイプを細かく知っておきましょう。
【INFJ-A】ストレスに強い自信家タイプ
提唱者型INFJ-Aは、以下のような特徴を持っています。
- 自分に自信がある
- 決断力がある
- 積極性、社交性がある
- 常に目標を掲げている
- 自己表現が得意である
- ストレスに強い
- 他人を励ますのが上手である
- リーダーシップがある
提唱者型INFJは基本的に繊細で、まわりのために行動するタイプが多いといわれていますが、提唱者型INFJ-Aはその中でも自分に自信があり、少しの刺激ではストレスを感じない強さを持ち合わせています。
自分に自信があるからといって傲慢なわけではなく、提唱者型INFJは他人への共感性に長けているので、自分の意見もまわりの意見も同じだけ大切にすることができます。
自分軸と他人軸のバランスが良いので、サポート役にもリーダーにも向いているでしょう。
【INFJ-T】繊細で優しいタイプ
一方で提唱者型INFJ-Tは、以下のような特徴を持っています。
- 不安を感じやすい
- 慎重派である
- 感受性が強く、ストレスを抱えやすい
- 他人の評価を気にしすぎる
- 自分を過小評価している
- 感情に左右されやすい
- 他人の期待に応えようとする
- 挫折しやすい
- 自己肯定感が低く、向上心が強い
提唱者型INFJ-Tは、提唱者型INFJ-Aと比べて繊細度が上がり、まわりから刺激されやすかったり、感情の起伏が激しい場合があります。
自分軸ではなく他人軸のほうが強いので、自己犠牲が多くなりストレスを溜め込んでしまうこともあります。
しかし提唱者型INFJ-Tは、自己主張が強い提唱者型INFJ-Aよりも複雑な問題に取り組むことができ、より冷静に、客観的に物事を判断することができます。
また、自分に自信のある提唱者型INFJ-Aよりも自己肯定感が低く、常に向上を目指すタイプでもあるので、成長のために努力を惜しみません。
自分のお尻を叩いて成長することができるタイプでしょう。
まとめ
提唱者型INFJのあるあるを10選、ご紹介してきました。
提唱者型INFJのあなたに当てはまる項目はありましたか?
提唱者型INFJは鋭い洞察力と優しさを持ち合わせた柔軟なタイプで、職場や交友関係では中心にいてほしいと思われるような、人から好かれる人格をしています。
提唱者型INFJ本人も、人から好かれたり頼られたりすることに喜びを感じるので、積極的に人の役に立とうとしますが、それゆえ自己犠牲を払い、ストレスを溜めてしまうこともあるでしょう。
疲れたときには自分をいたわり、いつも他人のために尽くしている素敵なあなたを大事にしてあげてくださいね。
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