韓国の若者の間で大流行している『MBTI診断(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)』のことをご存知ですか。
近年、日本にも浸透しており、プロフィール欄に記載することが増えているようです。
『MBTI診断』は1962年にアメリカのキャサリン・クック・ブリッグスとその娘のイザベル・ブリッグス・マイヤーズが研究し開発した性格診断で、人間の性格を4つの指標を掛け合わせた16のタイプに分類します。
当記事では16の性格タイプから『ISFJ(擁護者型)』の性格特性に注目してみました。
擁護者型ISFJといえば、自分のことよりも他人のことを優先したり、困っている人がいるとすぐに手助けしたりと慈愛に満ちた献身的な心の持ち主と言われています。
そんな擁護者型ISFJのあるあるな行動や発言をエピソードを交えてお伝えします!
擁護者型ISFJあるあるエピソード10選!
擁護者型ISFJは共感性が高く、他人の気持ちを瞬時に察し、寄り添うことができる能力があります。
このほかにも責任感が強かったり、気配り上手だったり、自分の中に揺るがない信念を持っていたりとかなり魅力的な性格と言えるでしょう。
そんな擁護者型ISFJの性格特徴を踏まえながらあるあるエピソードを10個の項目に分けてご紹介します!
擁護者型ISFJのあるあるエピソード①:困っている人を見つけたらすぐに助けたくなる
擁護者型ISFJは観察眼が鋭く、普通の人が見逃してしまうようなことでも瞬時に気がつくことができます。
そのため、困っている人を見かけたらすぐに駆け寄りサポートします。このとき相手からの見返りを求めずに行動するため、思いやりに満ちあふれた優しい性格だと称賛されるでしょう。
見えない人の感情にも敏感でその人の悲しみや喜びに共感する能力が高いです。相手の気持ちに寄り添うことが得意なので、適切なアドバイスや励ましの言葉を与えることができます。
しかし、相手のネガティブな感情も、もろに受け取ってしまうので気分が落ち込んでしまうことも。自分と他者の間の線引きを明確にした上で寄り添う姿勢が大切です。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード②:自分よりも他人に尽くす
擁護者型ISFJは自分よりも先に他人の願望を叶えようとする傾向があります。人の幸せが自分の幸せだと思っているので家族や恋人、友人などの身近な人にとことん尽くし、感謝されることを望むでしょう。
しかし、尽くすという行為が相手の進歩や成長を奪うことにつながる場合もあります。例えば、子供に家事を手伝わせず、一手に引き受けてしまい、何もできない大人を作り出してしまうかもしれません。
「相手が喜ぶからすべてをやってあげよう」と意気込むのではなく、過干渉になりすぎないようにする努力が大事です。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード③:完璧主義な一面がある
擁護者型ISFJは完璧主義の人が多く、細かいミスや失敗を許すことができず、常に100%を目指す傾向があります。
中途半端に妥協することを知らないので、仕事を与えられるといつも完璧なものに仕上げます。また、書類の不備などの小さなミスに気がつき、大きなトラブルにつながることを未然に防ぐので、周りから厚い信頼を得ることができるでしょう。
完璧主義であることは決して悪いことではありませんが、こだわりすぎるため疲れを感じてしまうことも。また、他人の評価をいちいち気にする性格から批判や失敗を恐れ、プレッシャーを抱えがちです。
完璧を目指すことはもちろん素晴らしいことですが、「これくらいでいっか」というおおらかな気持ちも育てていけるといいですね。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード④:単純作業が苦手
擁護者型ISFJは単純作業を苦手としている人が多く、毎日決まったことをコツコツとこなしていくことにストレスを感じると言います。
そのため、職場選びには慎重にならなければいけません。決まったルーティンで同じ作業ばかりする環境にはあまり合っていないので本領を発揮できないでしょう。
かといって、大きな変化や新しいものにも苦手意識を感じてしまいます。同じ仕事内容でも、指導や実践などさまざまな業務に携われる仕事が向いているかもしれません。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑤:責任感が強く物事に一生懸命に取り組む
擁護者型ISFJはとにかく責任感が強く、課題や仕事を与えられると相手をがっかりさせないように全力で取り組みます。
そういう姿勢からグループのリーダーといった役職を任されることも。そこでも持ち前の責任感を発揮し、メンバー同士が作業しやすい環境を整えたり、締切を守ったりと目標を達成するために尽力します。
しかし、責任感が強すぎるがゆえ、プレッシャーなどのストレスを感じて、心身を病んでしまうことがあります。
「自分ですべてやろう!」と頑張るのではなく、周りの人に頼ることも大切。そして、たまには肩の力を抜いてリラックスできる時間を設けてくださいね。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑥:継続力がある
擁護者型ISFJは何事にもコツコツと取り組む努力できる性格。『継続は力なり』ということわざがぴったりと当てはまると言われています。
この努力が実を結ぶと、人生にプラスな効果をもたらし、人間や仕事関係がうまくいくでしょう。例えば、専門分野の資格が取得できたり、周りに信頼されていい役職を獲得できたりと、嬉しい出来事が続くはずです。
勉強だけでなく、趣味などを追い求めることでも大丈夫。粘り強く続けることで自分の中に新たな可能性が見出せるかもしれません。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑦:変化や新しいことが苦手
擁護者型ISFJは新しいことや変化に不安を感じ、避けてしまう傾向があります。もともとのルールや古いやり方に固執してしまうので、いい意味では「保守的」と捉えられるでしょう。
しかし、いつまでも挑戦を怠っていたら新しいものを生み出せません。また、周りからは頭が硬い人とマイナスなイメージをつけられてしまう可能性も高いと思います。
引越しや転職といった変化に対してもストレスを感じやすいタイプです。そういった予定がある場合は、ゆっくりと時間をかけて計画を立てるといいでしょう。
頭の中でシミュレーションするなどの準備を重ねることで心に余裕が生まれ、緊張感が和らぐでしょう。新しい環境により早く馴染むことができると思いますよ。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑧:自分の信念や価値観を大切にする
擁護者型ISFJは自分の中に揺るがない信念や価値観を持っており、「芯が強いね」と言われることがあります。
そのため、周りから「自分の軸をしっかり持っているかっこいい人」として、憧れの眼差しで見られることもあるようです。
ときに「〇〇するときはXXじゃなきゃダメ」といった融通の効かなさを発揮することがあり、そんな自分にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、自分の価値観や信念を周りに押し付けることはあまりしません。いつでも協調性を持ち続けられるところが擁護者型ISFJの強みだと思います。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑨:内向的でも人間関係の構築が得意
擁護者型ISFJは内向的で物静かな性格の人が多いと言われています。大人数よりも一対一といった少人数の関係性を好むため、狭く深い友人関係を築きます。
しかし、大勢の場がめちゃくちゃ苦手というわけではありません。共感性が高く思いやりがあり気配り上手なので自然と周りに人が寄ってくるでしょう。
また、他者同士を結びつけることも得意。持ち前の観察眼を活かし、「この人はこの人と相性が良さそうだから紹介してあげよう」と想像力を働かせて行動することができます。
ほかの例を挙げると、グループの間でいざこざが起こっても一人一人の考えを平等に汲み取り、解決する方向へと働きかけます。
このように潤滑剤のような役目が果たせるところも擁護者型ISFJの強み。仕事面だけでなく、プライベートでも信頼できる友人をたくさん作ることができますよ。
擁護者型ISFJのあるあるエピソード⑩:計画的を立てて行動することが好き
擁護者型ISFJは計画性を持って慎重に物事に取り組むことが得意です。目の前の目標に向かってコツコツと努力を重ね、達成しようとするでしょう。
例えば、旅行に行くと決めたら「何時に出発して、どこでお昼を食べて…」など具体的なスケジュールを考えがち。しっかりと事前準備をしておくことで安心感を得られる性格が関係していると思われます。
一方で、長期的な計画や目標を立てることは苦手。今できることに集中したいタイプなので、先を見据えた行動は得意としていません。
まとめ
今回は擁護者型ISFJの性格の特徴やあるあるエピソードをお伝えしました。
擁護者型ISFJは思いやりがあり優しい性格から周りに好かれ、信頼されるタイプだと言われています。たまに過干渉になりすぎて嫌な顔をされることもあるかもしれませんが、基本的にはいい人というイメージを強く持たれるでしょう。
しかし、相手のことを優先しすぎて自分をないがしろにしてしまうことも。知らない間にストレスを溜めて病んでしまう場合があるので要注意です。
人にしてあげるばかりではなく、たまには自分自身のことを労ってあげてください。短所をよく理解しておくことで、仕事や友人、恋人、家族との関係がよりよいものに変化しますよ。
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