起業家型ESTPが「他人に興味がない」「社会不適合」と言われる本当の理由

起業家型ESTP「他人に興味がない」「社会不適合」と言われる本当の理由

『MBTI診断』において、『起業家型ESTP』と診断された人はいつもパワフルでエネルギーに満ちあふれた性格です。

また、好奇心旺盛で興味を持ったものをとことん追求する行動力があり、誰に対してもフレンドリーでとっても社交的に振る舞います。

そんな起業家型ESTPが「他人に興味がない人」「社会不適合者」といわれることがあるそう。にわかに信じがたいですが、その理由が気になりますよね。

この記事は「自分の内面についてもっと知りたい」と思っている人、また「周りにいる起業家型ESTPについて理解しておきたい」という人にとってかなり役立つ内容になっています。

目次

起業家型ESTPは「他人に興味がない」って本当?

大人数でも少人数でも持ち前の社交性を発揮し、いつもその中心に立つことができる起業家型ESTP。「他人に興味がなさそう」といわれることはめったになく、むしろ自分から話しかけにいけちゃうタイプだと思います。

しかし、「これをしたい」「あれをやってみたい!」と思ったら、周りの人のことを考えずに衝動的に動いてしまうことがあり、この行動が「人の気持ちや今の状況を理解していない」「他人のことはどうでもいいんだ」とマイナスなイメージで捉えられてしまうのでしょう。

けれども起業家型ESTP本人は周りを困らせようと思ってこのような行動をとっているわけではありません。そのため、「自由勝手すぎるから迷惑」「やめて」と注意しても、「何が悪いの?」と理解できないことが多いです。

こういったトラブルを防ぐためには、持ち前のコミュニケーション力を活かしてみるといいですよ。何か始める前にまず周りに意見を聞いてみるといった配慮をするだけで、ネガティブな印象がポジティブに変わるはずです。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由10選!

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由10選!

起業家型ESTPが「社会不適合」といわれることがあるとお伝えしましたが、本当なのでしょうか。

自分の気持ちにまっすぐでコミュニケーション力に長けており、誰とでも仲良くできるといった性格からまったく想像できませんよね。

ここからは、起業家型ESTPの性格特性を紹介しつつ、「社会不適合」といわれる理由や、いわれなくなるちょっとした対策を紹介していきます!

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由①:衝動的な行動や発言が多い

起業家型ESTPは興味を持ったことに対する熱量が半端じゃありません。初めてのことであろうと恐れずに積極的に取り組もうとします。

チャレンジ精神があることはとても立派なことですが、突然アイデアを思いついて、即行動に移してしまうので周りを混乱させてしまうことがあります。

その場合、無計画であることが多いので、注意に注意を重ねて物事を行なうような慎重派な人は「ありえない」と思ってしまうかもしれません。

また、他人のことはお構いなしで自分の欲求だけに従って行動しがちなのも起業家型ESTPの特徴。

例えば、チームで進めていたプランを相談なしにいきなり違うプランに変えるなど、他人にとって迷惑極まりない行動を起こしてしまうことがあります。

起業家型ESTPはやろうと思ったことを先走って進める前に一旦冷静になることを心がけましょう。頭の中で考えをまとめてから行動すると、成功する確率も上がりますし、周りから信頼を置かれる存在になれますよ。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由②:せっかちで落ち着きがない

起業家型ESTPは好奇心が旺盛でやりたいと思ったことにはすぐに手を出します。気になったことを見つけた瞬間、いてもたってもいられなくなるせっかちな性格なのです。

挑戦したいと思ったら即行動に移すので、「積極性があっていいな」と評価されますが、次から次にやりたいことが出てきてしまうので一つのことにじっくり取り組めず、中途半端な状態で終えてしまうこともあります。

何かを始めたと思ったら違うことをしていたりするので周りからはいつもそわそわしていて落ち着きがないように見えるでしょう。そして、「我慢が苦手」といったネガティブな印象を持たれてしまう場合もあります。

そのように思われないためには、動く前にやりたいことを書き出してみるのはどうでしょうか。効率のいいやり方が見えてくるので、物事を途中で放棄するといったことがなくなるはずです。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由③:ルールや規則を破ることがある

起業家型ESTPは決められた規則やルールを守ることが苦手。むしろ、「ルールは破るためにある」と考えている人もいるというのですから驚きです。

起業家型ESTPが興味を持ったことに対して、即行動に移したい性格であることは前述でお伝えしましたね。ルールや規則といった決まりごとは、時に起業家型ESTPのやり方を制限してしまうため、「邪魔」「いらない」と思っているようです。

しかし、これらを破ってしまうと周りの人からの信用度がガクンと下がります。単独ではなく大人数で行動している場合は調和が乱れてしまい、チーム内に不穏な空気が流れるでしょう。

周りから「社会不適合者」と思われないためには、自分が不服と感じても最低限のルールや規則を守ることを心がけることが賢明です。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由④:計画を立てるのが苦手

何度もお伝えしているように起業家型ESTPは思い立ったらすぐに行動に移すタイプ。目標達成までの綿密なスケジュールを考えてからコツコツと取り組むことが苦手で、無鉄砲に目の前のことにチャレンジしていきます。

この様子を見たほとんどの人が「リスクヘッジができていない」「将来のことをちゃんと考えているのかな」と心配になるでしょう。

思いつきで行動するのは積極性が感じられていいことですが、失敗した時の代替案をきちんと考えておかないと大きなリスクが伴いそうですよね。

短い期間のスケジュールだけでも大丈夫です。ちゃんとしたプランを練って行動すると、物事の成功確率がグンっと上がると思いますよ。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑤:共感性が低い

起業家型ESTPは相手のちょっとした外見の変化や内面の気持ちに気が付くことが得意です。そのため「共感性あるじゃん」と思われがちですが、自分の感情に素直になるあまり、周りが見えなくなることがあります。

例えば、自分の興味関心を優先して相手が立てた計画に従わなかったり、「今はしないで」といわれたことを平気で実行しようとしたりと空気が読めない行動をしてしまいます。そのため、「共感性が低い」と思われるのでしょう。

自分がやりたいと思う欲求は、他の人にもある感情です。「何かしたい」と思ったときは、「今動くと周りの人はどう思うかな」と一度考えて実行するとトラブルが回避できますよ。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑥:単純作業が苦手で飽きっぽい

起業家型ESTPは単調な作業の繰り返しが苦手。興味を持ったものにはすぐに飛びつきますが飽きっぽく途中で投げ出してしまうこともあるでしょう。

例えば、同じ工程を繰り返すような仕事を任されるとすぐに辞めたくなると思います。そうなると残された周りの人たちに迷惑がかかり、「社会不適合者」といわれてしまうかもしれません。

起業家型ESTPはいつも新しいことや刺激を求める性格です。マンネリ化するような仕事には向いていないので、就活や転職活動のときにこの特性を頭の片隅に入れて仕事を選ぶといいですよ。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑦:自己中心的

起業家型ESTPは常に自分の気持ちを優先しがち。周りのことを考えずに行動して「自己中心的な人」と思われていることが多いです。

そう思われないためには、共感性の高さを活かしましょう。起業家型ESTPは人の変化や感情に素早く気づくことができる能力があるので、周りのニーズや気持ちに関心を持って生活するように心がけるといいですよ。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑧: 物事を継続して行うことが苦手

起業家型ESTPはいつも新しいことを追い求めてしまい、コツコツと長期的な目標に取り組むことが得意ではありません。

目標達成までに途中で諦めてしまうことが多いので「飽きっぽい人だな」「責任感がない」と思われてしまうでしょう。

一つのことに集中することが苦手な場合は、マルチタスク制を導入してみるのはいかがでしょうか。複数の目標を設定しておくことで、その一つに飽きたとしても他の作業に移ることができ、いつまでも新鮮な気持ちを維持できると思います。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑨:刺激を求めすぎる

起業家型ESTPは常に刺激を求めがち。多少のリスクが伴う物事に対しても不安を感じず、積極的に取り組むタイプです。

もし、起業家型ESTPが会社でプロジェクトのリーダーに任命されたとしましょう。このとき、失敗するかもしれない大胆な提案を次々と繰り出すので、部下は「ついていけない」「自分には真似できない」と引いてしまうかもしれません。

起業家型ESTPと同じような性格の人がそのチームにいれば、切磋琢磨し合い目標を達成できると思います。しかし、慎重派の人も大勢いるので、自分のペースに無理やり巻き込むことはやめましょう。

起業家型ESTPが「社会不適合」と言われる理由⑩:協調性がない

起業家型ESTPは周りのペースに合わせることが苦手。興味関心の移り変わりが激しく、いつもスピードを重視しながら新しいことを進めていきます。

そのため、会議などの話し合いの場が苦手。「長時間、座ったまま考えを巡らせるよりもまずは手を動かしたい」と思うタイプなので、途中で抜け出してしまうかもしれません。

そうすると周りから「協調性がない」と思われてしまうことは確実です。逆にみんなの調和を乱す存在として距離を取られてしまう可能性もあります。

こうなってしまう前に起業家型ESTPが活かせる能力は「知的好奇心の高さ」です。「つまらない」と思っても一回、その考えを捨てて、周りと一緒に行動できるような興味関心を見つけてみるといいですよ。

また、「社交性の高さ」も活かして他人に好かれるような行動や言動を心がけると人間関係がうまくいくはずです。

まとめ:起業家型ESTPは他人に興味がない社会不適合者なの?

起業家型ESTPが「他人に興味がない社会不適合者」だと決めつけるのは間違いだと思います。

確かにそのような行動や言動をしてしまうことはあるかもしれません。しかし、どれも性格特性によるもので相手を傷つけようと思っているわけではないようです。

自分の考えばかりを優先して周りの迷惑をかえりみないところなどは、ちょっと意識すればすぐに治せることです。

少しずつ改善することで「社会不適合者」と思われたり、いわれたりすることがなくなると思いますよ。

起業家型ESTPと接する人も「自分勝手すぎる」と思わず、「この人の特性だ」と理解して嫌わないでください。根は優しく、持ち前のパワフルさでみんなを笑顔にできる人なのですから。

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