起業家型ESTPは社交的でカリスマ性のあるタイプとして知られています。
その名の通り、起業したり新しいことを始めたりする人に多く、直感を信じてすぐに行動に移すアクティブな人が多いといわれています。
しかし、一方で「性格悪い」「サイコパス」といわれることもあるようで、今日はその真相について解説していきます。
カリスマ性のある性格で人気を博す起業家型ESTPが、性格悪いといわれてしまう理由とは何なのでしょうか?
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由11選
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、大きく分けて11個あります。
1つ1つ掘り下げてみましょう。
性格悪いと言われる理由①衝動的な行動が多い
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、衝動的な行動が多いことです。
起業家型ESTPはエネルギッシュで、いろんなことに興味・関心を持ちます。
そのたび有り余るエネルギーを費やし、興味を持ったことに情熱を注ぐ才能を持ち合わせています。
しかし、そのぶん後先を考えずに行動することが多いので、衝動性のある人だと思われてしまうこともあるでしょう。
会社やチームに所属していると、衝動的に行動して全体に迷惑をかけることもありますよね。
立場や場合によっては、すぐに行動したい衝動を抑えなければいけないこともあるでしょう。
衝動的で我慢ができないところが、自己中心的で性格が悪いと思われてしまうようです。
性格悪いと言われる理由②注意散漫である
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、注意散漫であることです。
起業家型ESTPは様々な分野に興味を示す一方で、すべてが中途半端になってしまうこともあります。
興味を持ったことでさえ集中して取り組むことが難しく、終わらせる前に次のことに関心が移ってしまうことも日常茶飯事です。
長期的な視点で考えることが苦手で、その場の楽しさを優先してしまうところもあるので、計画性のなさが逆に頼りなく見える場面もあるでしょう。
ルーティン作業や単調な作業も苦手な性格なので、仕事でそのような作業をしなければならないときは、注意散漫な性格が出てしまい周囲に迷惑をかけることもあるかもしれません。
周囲を困惑させたり、置いてけぼりにしたりすることで、性格が悪いと思われてしまうのですね。
性格悪いと言われる理由③イライラしやすい
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、イライラしやすいことです。
起業家型ESTPは情熱的で、やりたいことは全部挑戦したい欲張りな性格。
だからこそ社会や世の中を変えたり、革命を起こしたりできる行動力も持ち合わせているわけですが、その反面、忍耐や冷静さに欠ける部分もあります。
また自分が持つ情熱を、周囲に対しても同じように求める傾向があるようです。
自分が次のステップに移りたいとき、周囲がついてきていないとイライラしたり「待ってあげる」「手伝ってあげる」という意思を見せずいらだちを見せることもあるため、性格が悪いと思われてしまうのでしょう。
性格悪いと言われる理由④自己中心的である
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、自己中心的であることです。
起業家型ESTPは、何をするにも頭で考えるよりも行動するタイプです。
また、自分の欲求にフォーカスしすぎる部分もあるので、周りが見えなくなることもしばしば。
それゆえ、リスクやコストについて熟考することなく飛び込んでいってしまい、周囲が困惑したり迷惑を被ることもあるでしょう。
突拍子もない言動で周囲を驚かせることも多い起業家型ESTPですが、それもポジティブに変換し反省することがあまりないので、自己中心的だと思われてしまうのです。
起業家型ESTPは、自分の失敗を前向きに捉え「成長できた」「失敗から学んだ」と将来の糧にすることができる長所を持っていますが、そこにいる全員が同じ考えではありませんよね。
少しでもリスクを減らしたいと考える人や、計画を立てて実行に移したい人もいるのだということを、冷静に考えることも必要でしょう。
性格悪いと言われる理由⑤感情的になりやすい
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、感情的になりやすいことです。
起業家型ESTPはエネルギッシュで燃えやすいタイプなので、感情の起伏も激しい傾向にあります。
そのため感情ベースで行動することが多く、一時の感情に振り回されることも多いようです。
喜怒哀楽が激しく「面白い人だな」と思われることもありますが、裏を返すと「性格に難あり」と思われてしまうのでしょう。
性格悪いと言われる理由⑥協調性がない
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、協調性がないことです。
起業家型ESTPは自分の意思に沿って、直感や感情をベースに行動する傾向があるので、まわりの意見を聞いたり空気を読んだりすることが苦手です。
そのため、周囲が反対していたり否定意見が多かったりしても、無視して自分の行動を貫こうとするところがあります。
チームワークが重要な仕事や作業の場合には、周囲が尻拭いをしたり誰かが犠牲になったりするので、性格が悪いと思われてしまうでしょう。
性格悪いと言われる理由⑦ルールを守らない
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、ルールを守らないことです。
起業家型ESTPにとってルールは「破るためのもの」だといっても過言ではありません。
他人が決めたルールや、敷かれたレールの上を歩く気はさらさらなく、規則は自分で作るものだと思っているからです。
自分の目で見たものや、経験したことしか信じない起業家型ESTPは、自分流のルールに書き換えようとすることもあるでしょう。
そんなエネルギッシュな一面が、性格が悪いと思われてしまうようですね。
性格悪いと言われる理由⑧内向的な人を見下す
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、内向的な人を見下すことです。
起業家型ESTPは直感で判断し、即決断できるタイプです。
まわりの人にも同じだけの決断力や判断力などの要領を求めるので、自身とは反対に「熟考する人」「決めかねる人」を見下すような態度をとることもあるようです。
物事をよく考えるタイプはMBTIの頭文字が【I】(内向型)であることが多いので、内向的な人に対して風当たりが強く、性格が悪く見えてしまうこともあるでしょう。
性格悪いと言われる理由⑨言い方がキツい
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、言い方がキツいことです。
起業家型ESTPは自身の行動力や即決力に自信を持っており、何事もポジティブに捉える性格で、自己主張が激しいところがあります。
そのため、他人に自分の意見や意思を主張する際には、言葉がキツくなってしまうこともあるようです。
また、他人の意見に左右されたくない思いや、自分の考えを貫き通したい思いが強いので、言い方が強く強引な印象を与えてしまうこともあります。
まわりが見えなくなるほどの行動力と意思の強さを持っているため、周囲に対する配慮に欠ける態度もみられるのですね。
性格悪いと言われる理由⑩迷惑をかけることが多い
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、迷惑をかけることが多いことです。
まわりが見えなくなるほどの行動力を持つ起業家型ESTPは、無意識のうちにまわりに迷惑をかけていることが多いでしょう。
起業家型ESTPは自身の行動力に確固たる自信を持っているため、身勝手な行動でまわりに迷惑をかけることさえもポジティブに捉えることがあります。
何でも前向きに捉える楽観的な性格を、良く思わない人も多いでしょう。
性格悪いと言われる理由⑪責任感がない
起業家型ESTPが性格悪いと言われる理由は、責任感がないことです。
起業家型ESTPはさまざまな分野に興味を持ち、挑戦しようとしますが、責任を取るべきところで回避する傾向にあります。
リスクを考えず危険な状況に飛び込んでいくにもかかわらず、重大な問題が起きた際の責任を取らないという点が、性格が悪いと思われる要因でしょう。
まとめ
起業家型ESTPが性格悪いと言われる11の理由をご紹介しました。
起業家型ESTPは、行動力や決断力に長けていてカリスマ性のあるタイプである一方で、突拍子のない行動が反感を買うこともあるようです。
しかし、そんなネガティブな一面でさえも前向きに捉え、成長につなげようとする起業家型ESTPこそ、世の中を変えることができるカリスマなのかもしれません。
積極的でエネルギッシュ、そして楽観的な長所を活かし、社会にメリハリと彩りをもたらしてくれるであろう起業家型ESTPは、将来有望な性格タイプでしょう。
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