MBTI診断結果による、生きづらさランキングをご紹介していきます。
MBTIの結果によっては、これまで抱えてきた悩みや生きづらさとつじつまが合う点が出てきて、診断結果に納得した人もいるのではないでしょうか?
生きづらい理由や対処法についても、あわせて参考にしてみてくださいね。
MBTI生きづらさランキング
MBTI生きづらさランキングを、1位(もっとも生きづらいタイプ)から順にご紹介していきましょう。
第1位:INFP(仲介者型)
MBTI生きづらさランキング第1位は、INFP(仲介者型)です。
INFPといえば日本人の中で最も多いMBTIタイプで、心優しい人物として知られています。
INFPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 理想が高すぎる
- 人に過剰に気を遣う
- ストレスが溜まりやすい
- ネガティブである
- 人の目線が気になる
内向的な性格で、自分の思いを積極的に発信することがないINFPは、自分の中に理想や目標を掲げる傾向にあります。
しかし、そんな理想と現実世界でのギャップが激しく、ストレスを感じやすい性格でもあります。
さらに、人の目線が気になりすぎたり、気を遣い過ぎてしまったりして心が疲弊してしまうことも多く、基本的にネガティブなので情緒が不安定でもあるでしょう。
気配り上手で優しい性格に自信をもって、他者よりも自分のことをもっと大事にしてあげてくださいね。
第2位:INFJ(提唱者型)
MBTI生きづらさランキング第2位は、INFJ(提唱者型)です。
感受性が強く人助けに生きがいを感じるINFJは、人から好かれる模範的な人物であることが多いでしょう。
INFJが生きづらい理由は、次の通りです。
- 繊細すぎる
- 自分を犠牲にしても人を助ける
- 空気を読みすぎてしまう
- 我慢しがちである
- 他人に介入しすぎてしまう
自己犠牲を払ってでも、困っている人を助けたいと思うINFJは、知らず知らずのうちに自分をないがしろにし、ストレスを試してしまっている可能性があります。
また、他人の問題や悩みを自分事のように受け取り、対処しようとするので、他人の苦しみや悲しみも一緒に背負ってしまい、キャパオーバーになることがあるでしょう。
困っている人を助けることは素晴らしいですが、自分をぞんざいに扱うことのないようにしたいですね。
第3位:INTP(論理学者)
MBTI生きづらさランキング第3位は、INTP(論理学者)です。
論理的で問題解決能力の高い人物であるINTPは、内向的で人との関わりを好まない性格をしています。
INTPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 理想主義者である
- 理論を追い求めすぎる
- 思考と現実社会にギャップがある
- 他人から敬遠されがちである
- 人の気持ちを理解できない
理想主義で、常に頭の中がアイデアでいっぱいのINTPは、現実世界とのギャップに苦しむことも多いでしょう。
理論を追求しすぎて、現実世界では思考のようにうまくいかないことが多く、生きづらく感じることがあります。
また、知能の高さから一目置かれる存在のため、人とコミュニケーションをとる機会も少なく、社会に調和しにくい理由となっています。
論理的で人の気持ちを理解できない一面もあるので、人と向き合ってみる意識をするだけで、社会での居心地が変わってくるでしょう。
第4位:INTJ(建築家型)
MBTI生きづらさランキング第4位は、INTJ(建築家型)です。
トップオブ孤独といわれ、人との関わりに消極的なINTJは、独特の性格やビジョンを持っています。
INTJが生きづらい理由は、次の通りです。
- 独立心が強く協調性がない
- 自分の思いを人に明かさない
- 常に単独行動を好む
- 物事を損得勘定で考えてしまう
- 思いやりがない
社交の場にいることを嫌い、常に1人でもの思いにふけるINTJは、社会とのつながりが極めて薄く、調和を重んじる日本社会では生きづらいと感じるようです。
また、何事においても「メリットがあるか否か」で判断する一面があるので、自分や他人の感情に寄り添うことができず、冷たい人だと思われてしまうことも。
そのため、他者とのあたたかなコミュニケーションが不足し、日本社会で生きづらさを感じる人が多くいます。
第5位:ISFP(冒険家型)
MBTI生きづらさランキング第5位は、ISFP(冒険家型)です。
自由を愛し変化を好むISFPは、人当たりが良く朗らかな性格としても知られています。
ISFPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 自由すぎる
- 規則を守るのが苦手である
- 争いごとが嫌いである
- 期待されるのが嫌いである
- 現実逃避をしがちである
どんなときも自由に、自分らしさを大切にしたいISFPは、ルーティンや規則に縛られることを嫌います。
日本社会は規律正しいので、ISFPにとっては居心地が悪いことがあるかもしれません。
また、争いごとや競争が嫌いで、つらい経験をすると現実逃避をしがちな繊細タイプなので、競争社会では生きづらさを感じやすい傾向にあります。
第6位:ENFP(広報運動家型)
MBTI生きづらさランキング第6位は、ENFP(広報運動家型)です。
ポジティブでいろんなことに挑戦したい思いで溢れているENFPは、現実世界の制約や責任とのギャップが生じることがあります。
ENFPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 常に新しい挑戦をしたい
- 飽きっぽい
- 集中力がない
- 計画性がない
- 決断力がない
常に新しいことに挑戦したり、自分も知らない未来を思い描いたりすることで幸せを感じるENFPは、日本社会にありがちな規律やルーティン、細かいルールが苦手です。
また、1つのことを長期間コツコツ続けることが苦手なので、日本社会で働くのは不向きかもしれません。
集中し淡々と仕事をこなす必要のある環境では、生きづらいと感じるでしょう。
第7位:ISFJ(擁護者型)
MBTI生きづらさランキング第7位は、ISFJ(擁護者型)です。
奉仕の心が高く利他的に生きるISFJは、ときに自分を犠牲にしてまで、他人の幸せのために奮闘することがあります。
ISFJが生きづらい理由は、次の通りです。
- 何事にも忠実すぎる
- 他人に尽くしすぎてしまう
- 我慢しがちである
- 責任感が強すぎる
- 自分の感情を表現できない
自分の感情は後回しにし、常に他人のために尽くすISFJは、自分でも気づかないうちにストレスを溜めてしまったり、燃え尽き症候群になってしまったりします。
忍耐強く、責任感も強いISFJは、自己犠牲を払って他人の幸せを考えるあまり、自分の世界を生きづらくしてしまっているかもしれません。
他者と同じように、自分の思いや心も大切にしてあげることを心がけてみてくださいね。
第8位:ENTP(討論者型)
MBTI生きづらさランキング第8位は、ENTP(討論者型)です。
天性のアイデアマンで、ものづくりやクリエイティブな活動が好きなENTPは、周囲の人を楽しませることが大好きな人物です。
ENTPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 規則を守るのが苦手である
- 人とは違うやり方をしたい
- 自分の気持ちを抑えきれない
- 落ち着きがない
- 飽きっぽい
常に変化する環境や刺激を求めるENTPは、安定志向な日本社会では「つまらない」と思うことが多くあります。
長期的な計画をコツコツ、淡々と進めていくような環境では、ENTPの良さが存分に発揮されず、生きづらさを感じる要因になってしまうでしょう。
第9位:ISTP(巨匠型)
MBTI生きづらさランキング第9位は、ISTP(巨匠型)です。
マイペースで、自分の思うままに物事を進めたいと思っているISTPは、計画的にコツコツと続けることが苦手です。
ISTPが生きづらい理由は、次の通りです。
- 自分の世界に閉じこもりがちである
- マイペースを崩さない
- 他人に干渉されることを嫌う
- 予定を入れることを嫌う
ISTPは常に自分のペースで生きるため、どっしりと構えている巨匠のようなタイプなので、ルールを守ったり時間の制約がある環境を嫌います。
仕事だけでなく、人との食事や約束によって自分の予定が埋まることも好まないので、人間関係で生きづらさを感じることが多いでしょう。
第10位:ENFJ(主人公型)
MBTI生きづらさランキング第10位は、ENFJ(主人公型)です。
物語の主人公のように前向きで、常にまわりに人が集まる性格のENFJは、周囲をサポートしたいという気持ちを強く持っています。
ENFJが生きづらい理由は、次の通りです。
- 単独行動が苦手である
- 落ち着きがない
- 困っている人を放っておけない
- 集中力がない
常にグループの中心にいることを願うENFJは、単独行動になるとエネルギーを失ってしまうため、群れて行動したいという思いが強い人物です。
落ち着きがなく、集中力も低いので、学校では生きづらさを感じる子どもだったかもしれませんね。
また「周囲をサポートしたい」「人助けをしたい」という思いが強く、自分のことをないがしろにしてしまうこともあるようです。
第11位:ESFP(エンターテイナー型)
MBTI生きづらさランキング第11位は、ESFP(エンターテイナー型)です。
典型的な陽キャタイプのESFPは、愉快で活発な性格ゆえ、特に生きづらさを感じることは少ないとされていますが、現実世界で退屈に感じてしまうことはあるようです。
ESFPが生きづらい理由は、次の通りです。
- ルーティンワークが苦手である
- 楽観的すぎる
- 落ち着きがない
- 面倒な作業が嫌いである
ESFPは人の笑顔が大好きで、人を楽しませたり、笑わせたりすることで生きがいを感じます。
そのため、真面目で勤勉な日本社会では退屈に感じたり、窮屈な思いをしたりすることがあるでしょう。
第12位:ENTJ(指揮官型)
MBTI生きづらさランキング第12位は、ENTJ(指揮官型)です。
天性のリーダーシップを持ったENTJは、日本でも世界でも最も少ない性格タイプです。
ENTJが生きづらい理由は、次の通りです。
- 効率を重視しすぎる
- 自分の意見を曲げない
- ルーティンワークが苦手である
- 指示されることを嫌う
ENTJが感じる生きづらさは、これまでご紹介してきたタイプとは少し違っています。
日本社会で求められている調和や協調性に価値を感じておらず、自分の思いを貫き通したいリーダーシップが強いゆえ、もっともっと高みを目指したいと思う傾向にあるようです。
日本では物足りず、世界に出ていくような人物でしょう。
第13位:ESTP(起業家型)
MBTI生きづらさランキング第13位は、ESTP(起業家型)です。
物事を大枠でとらえ、大胆な行動に出がちなESTPは、細かい作業やルールに従うことを苦手としています。
ESTPが生きづらい理由があるとすれば、次のようなことです。
- 考える前に行動してしまう
- 自分の意見を優先したい
- 落ち着きがない
日本社会によくある規律やルールに従うことを苦手としていますが、失敗したり嫌われたりしても立ち直るのが早いので、特に深刻な生きづらさを感じることも少ないようです。
第14位:ESFJ(領事官型)
MBTI生きづらさランキング第14位は、ESFJ(領事官型)です。
人の幸せが自分の幸せだと感じるESFJは、人助けをしているだけで幸福感に満ち溢れる菩薩のような人物です。
ESFJが生きづらい理由があるとすれば、次のようなことです。
- 人から感謝の言葉が欲しい
- 頑張りすぎてしまう
- 人に尽くしすぎる
人に尽くしすぎてしまう性格ですが、むしろそれがESFJにとっての生きがいであり幸せなので、生きづらさを感じる要因になることは少ないようです。
しかし、自分が相手に提供したことに対する感謝の言葉や行動を求める部分があるので、自分をぞんざいに扱う人に対しては苦手意識を持つでしょう。
第15位:ESTJ(幹部型)
MBTI生きづらさランキング第15位は、ESTJ(幹部型)です。
組織的な性格で、伝統やマナーを重んじるESTJは、クリエイティビティの高い環境で適応しづらいと感じるでしょう。
ESTJが生きづらい理由があるとすれば、次のようなことです。
- 真面目すぎる
- 柔軟性がない
昔ながらのやり方や、あらかじめ用意されたルールに従うことに忠実なESTJは、日本社会全体では生きづらさを感じにくいタイプです。
しかし、もしESTJがクリエイティブな業界で働いていたり、フリーランスとして働いていたりすると、生きづらさを感じる要因になるでしょう。
第16位:ISTJ(管理者型)
MBTI生きづらさランキング第16位は、ISTJ(管理者型)です。
安定と秩序を好むISTJは、一般的な日本社会や環境には適応しやすく、むしろ「生きやすい」「居心地が良い」と感じることの方が多いでしょう。
ISTJが生きづらい理由があるとすれば、次のようなことです。
- 頭が固い
- 真面目すぎる
真面目なタイプのため、クリエイティブ業界やアイデアが重視される環境では、生きづらさを感じることがあるでしょう。
まとめ
MBTI診断結果による、生きづらさランキングをご紹介してきました。
特に生きづらさを感じやすいのは、内向的で自分の世界に籠もりがちなタイプが多いようです。
次に、日本社会で重要視される調和や協調性を持たないタイプが生きづらさを感じやすい傾向にありました。
そして、しっかり者で秩序正しいタイプは、比較的生きづらさを感じにくいということが分かりました。
それぞれ社会にそぐわない性質を持っていたり、生きづらさを感じる理由があるようですが、あなたのMBTIタイプに合った働き方や環境を選んで、魅力が活かせる生き方を追い求めたいですね!
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