ENFP(広報運動家型)の性格や特徴・相性を徹底解説– category –

ENFPは「広報運動家型」といって、自由奔放で社交的な性格タイプとして知られています。

自然体でのびのびしている魅力的なENFPの特徴について、徹底解説していきましょう。

目次

ENFPの性格

ENFPの性格を分析してみましょう。

【E】外向的である
【N】理想を掲げて行動する
【F】感情を大切にする
【P】マイペースである

【E】外向的である

ENFPは【E】の要素が強く、外向的なタイプです。

人が大好きで、人と交流することや社交的な場にいることでイキイキします。

【N】理想を掲げて行動する

ENFPは、理想を掲げて行動するタイプです。

独創的で斬新なアイデアに溢れているため、常にハツラツとしていて夢を持った人物でしょう。

【F】感情を大切にする

ENFPは、物事を判断するときに感情をベースにするタイプです。

論理的に考えるよりも自分や他人の感情を重視するので、相手に寄り添うことも得意で、コミュニケーション力に長けています。

【P】マイペースである

ENFPは、マイペースに行動するタイプです。

物事を判断するときも、その時の感情によって違う結論に行き着くこともあるでしょう。

柔軟性に長けている反面、物事の判断軸がブレている特徴もあります。

ENFPの特徴

ENFPの特徴は、主に次のようなものが挙げられます。

  • ポジティブで好奇心旺盛である
  • エネルギッシュでまわりを元気にする
  • 楽観主義で細かいことを気にしない
  • 裏表のない性格である
  • 落ち着きがないといわれる

常に社交的で、人と関わるのが大好きなENFPは、持ち前のポジティブ思考や元気いっぱいのキャラクターで、周囲にも前向きなエネルギーを与えることができる人物です。

それに加えて、楽観的でどんなことも「何とかなる」と思って生きているので、自然と人から好かれ、助けてもらえるような性格でしょう。

ENFPの長所

ENFPの長所は以下の通りです。

  • 明るく社交的である
  • 何でも恐れず挑戦できる
  • 人の気持ちを汲み取るのが得意である
  • クリエイティブな考えを持っている
  • 新しい環境への適応力が優れている

明るく社交的である

ENFPの長所は、明るく社交的であるところです。

元気いっぱい、エネルギッシュな性格が特徴のENFPは、いつも明るくて社交的な人物でしょう。

どんな相手でも、持ち前のコミュニケーション力や適応力を活かして心を掴み、仲良くなることができます。

何でも恐れず挑戦できる

ENFPの長所は、何でも恐れず挑戦できるところです。

ポジティブなエネルギーに満ちているENFPは、思い立ったらすぐに行動に移すタイプ。

失敗やリスクを恐れず何でも挑戦できるので、社会に出てから出世する人が多かったり、周囲の人から憧れられたり、応援してもらえたりする人柄が多いようです。

人の気持ちを汲み取るのが得意である

ENFPの長所は、人の気持ちを汲み取るのが得意であるところです。

ENFPは共感性が高く、人の気持ちを汲み取ったり、想像したりしてコミュニケーションを取るのが上手な人物です。

場の空気を読むのも得意なので、その場の雰囲気や話す相手によって、世間話をしたり身の上話をしたり、話題を自由自在に変えながら、柔軟に人と関わることができます。

クリエイティブな考えを持っている

ENFPの長所は、クリエイティブな考えを持っているところです。

「こんな将来だったらいいな」

「こんなふうに変えていけたらいいな」

そんな理想の世界を常に思い描きながら生きるENFPは、発想力にも長けています。

他の人にはないクリエイティブなアイデアを出したり、独創的な視点から物事を見ては、周囲を驚かせることも多いでしょう。

新しい環境への適応力が優れている

ENFPの長所は、新しい環境への適応力が優れているところです。

ENFPは常に変化を求め、新しい環境に夢や希望を乗せて生きています。

かわりばえのない毎日だと退屈してしまうので、毎日職場が変わるような仕事をしても、イキイキと自分らしくいることができるでしょう。

人見知り、場所見知りがないので、新しい環境でもすぐに適応することができるメンタルの強さを持っています。

ちなみに、ENFPが向いてる仕事については、以下の記事で紹介しています。

ENFPが向いてる仕事11選

ENFPの短所

ENFPの短所は以下の通りです。

  • 熱しやすく冷めやすい
  • 計画性がない
  • 取り越し苦労が多い
  • 八方美人である
  • 現実逃避をする

熱しやすく冷めやすい

ENFPの短所は、熱しやすく冷めやすいところです。

常に新しいことを始めたいと思っているENFPは、さまざまなトピックに興味を示す反面、飽き性なところもあります。

ENFPが得意なのは、新しい情報をどんどん取り込んでアイデアにつなげていくこと。

1つのことを長く集中して行うのは、ENFPには不向きであるといわれています。

計画性がない

ENFPの短所は、計画性がないところです。

柔軟性に長けているENFPは、その場その場の自分の気持ちや他人の感情に左右されながら、臨機応変に対応するのが得意な人物です。

それゆえ、計画的に物事を進めるのが苦手な傾向にあります。

やらなければならないことも、持ち前の柔軟性と飽きっぽさが出て後回しになってしまったり、そのままやらずに終えてしまう…ということも多いでしょう。

取り越し苦労が多い

ENFPの短所は、取り越し苦労が多いところです。

ENFPは楽観的で、細かいことは気にしない性格として知られていますが【P】知覚型の要素が強いため、柔軟性に長けている部分が凶と出ることがあります。

他人の感情にも敏感なので、相手の気持ちについて考え始めるとどんどん不安になっていき「相手を不快にさせているのではないか」という取り越し苦労をすることも多いでしょう。

論理的に考えるのではなく、感情をベースに考えるのがENFPの特徴なので、その場のシチュエーションに流されやすく、決断に影響があるようです。

八方美人である

ENFPの短所は、八方美人であるところです。

ENFPは誰とでも仲良くすることができ、人の感情に敏感で優しい性格をしています。

話す相手によってコミュニケーション方法や話題を変えながら、柔軟に対話を楽しむことができる一方、誰とでも上手に交流できることから「八方美人」といわれることも多いようです。

ちなみにこの八方美人な性格がゆえに、ENFPは「性格が悪い」と誤解されてしまう事も多いです。性格については以下の記事も参考にしてみましょう。

ENFPが「性格が悪い」といわれて嫌われる理由

現実逃避をする

ENFPの短所は、現実逃避をするところです。

ENFPは常にクリエイティブな理想を掲げながら、自分の思い描く世界や自分自身の姿を目指し、前向きに努力できるタイプです。

しかし、ときに理想的すぎるところもあるENFPは、現実を見ずに理想だけを追い求めることもあるでしょう。

それゆえ、周囲を驚かせる行動に出たり、チームの中で現実的でないアイデアを出し、周囲を困惑させることも多くあります。

ENFPの割合はどれくらい?

ENFPの割合は、日本で2番目に多いといわれています。

日本で最も多い性格タイプはINFP(仲介者型)といわれており、ENFPとは【I】内向型か【E】外向型かという違いのみで、そのほかの要素は同じ。

次の要素が、いかに日本人らしさを表しているのかが分かりますね。

  • 【N】物事を直感で判断する
  • 【F】感情を大切にする
  • 【P】柔軟性がある

また、ENFPの人物が多い国は、幸福度の高い北欧やスペイン、オランダだといわれています。

ENFP

楽観的でハッピーな国に多いんだね~♪

ENFPの芸能人・有名人は誰?

ENFPの芸能人・有名人は、主に以下の通りです。

世界の偉人

  • アンネ・フランク(『アンネの日記』著者)
  • ウォルト・ディズニー(アニメーター)
  • サルバドール・ダリ(画家)

アイドル

  • 嵐・大野智
  • TWICE・サナ
  • 元TOKIO・長瀬智也

日本の芸能人

  • 福山雅治(俳優・歌手)
  • 原田泰造(お笑い芸人)
  • ローラ(モデル)

まとめ

ENFPの性格や特徴を解説してきました。

日本人の中で2番目に多い性格タイプともいわれるENFPは、社交的でエネルギッシュでありながら、他者の感情に敏感なために考えすぎてしまうこともある心優しい人物です。

まわりに人が集まり、自然とチームができあがっていくのも、ENFPの人柄ありきでしょう。

ENFPの特徴を知って、コミュニケーションや就職活動に活かしていきましょう!