論理学者型INTPが「性格悪い」「頭悪い」と言われる理由は?

論理学者型INTP「性格悪い」「頭悪い」と言われる理由は?

『MBTI診断(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)』において『論理学者型INTP』は、知的で探究心にあふれた性格と診断されています。

独創性を備えていることから人が考えつかないようなアイデアを生み出し、「かしこい」「天才」と褒められることが多いでしょう。

しかし、論理学者型INTPをネットで検索すると「頭が悪い」というワードがヒットすることがあります。また、「性格が悪い」という声も上がっていることが分かり、その理由が気になります。

この記事では論理学者型INTPの特徴や、性格と頭が悪いといわれる理由についてまとめています。

INTP論理学者型の性格や特徴は以下で紹介しています。
 ▶INTP(論理学者型)の本当の性格や特徴を紹介

目次

論理学者型INTPが「性格悪い」と言われる理由6選

論理学者型INTPが「性格悪い」と言われる理由6選

創造性が豊かで論理的に物事を分析し、追求していく論理学者型INTP。自分だけの思考回路や価値観を持っており、ユニークな発想力を活かしてさまざまな問題を解決します。

そんな論理学者型INTPが「性格悪い」と周りから判断されるのはなぜなのか。その答えは論理学者型INTPの性格や考え方の傾向に隠されているようです。

ここからは論理学者型INTPの性格特徴を踏まえながら理由を探っていきます。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由①:感情を表現しない

論理学者型INTPは自分の感情をあまり表に出さないタイプの人間です。そのため、周りから「何を考えているかわからない」「クールでミステリアスな人」と思われていることが多いです。

本人は内心では喜んでいるつもりでも、周りから見ると何も感じていないようにみえている可能性が高いです。喜怒哀楽がきちんと相手に伝わらないと「無愛想」とか「性格悪い」といったマイナスのイメージをつけられてしまう恐れがあります。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由②:頑固でマイペース

論理学者型INTPはかなりマイペースで頑固な性格。自分が正しいと思ったことは譲らず、周りにも強要しようとするため、衝突を起こしてしまうことが多いでしょう。

また、他者から自分のペースやルーティンを乱されることを嫌い、周りがどれだけ忙しそうにしていても、自分が没頭していることを優先します。

普通ならその場の空気を読んで「私も手伝おう!」と思いますが、論理学者型INTPの場合は相手に「助けて」と求められようとまずは自分のやりたいことを終えてから。そうなると皆から「協調性がないやつ」とひんしゅくを買うことになります。

このような頑固さやマイペースさがマイナスな方向に行ってしまうと「性格が悪い」といわれてしまう原因になるのです。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由③:疑り深い

論理学者型INTPは慎重に物事を見極める性格なので、何でもかんでも素直に聞き入れようとしません。人に対しても疑り深く、信用している人間はほんのわずかしかいないことが多いです。

そのため、親しい人間関係を作ることにかなり苦労します。初対面から警戒してしまうので、「性格が悪そう」といった良い印象を持ってもらえないようです。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由④:相手の意見を否定する

論理学者型INTPは価値観や信念を強く持っており、他人にアドバイスされても自らが導き出した論理的な考えを優先してしまう傾向があります。

また、知的で分析力に優れているので、他人が犯したミスや矛盾点にすぐに気付きます。そうなると相手に対する信用度がさらに低下。そこから先は、ミスした相手の意見を聞き入れなかったり考えを否定するようになるでしょう。

このような姿が「性格が悪い」「何をいっても批判的で怖い」といった悪い印象につながってしまいます。自分を信じることは良いことですが、たまには人の意見を真剣に聞いて取り入れてみることも大事ですよ。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由⑤:興味のない人や物事には無関心

論理学者型INTPは興味があるものには積極的に飛びついていきますが、興味がないものに対してはとことん無関心を貫きます。

人に対しても同じ。「自分と合わないな」と感じたら、話しかけられても冷たくあしらうような態度をとります。また、話題をふられて「おもしろくない」と感じたら、そこから話を広げるといったことは決してしないでしょう。

このように他者に対して「今以上に関係を深めたくない」といった意思表示を平気で行うことから「性格が悪い」と思われているようです。

鼻から拒否するのではなく、少しずつ興味の範囲を広げていく努力をしましょう。「相性が悪そう」と思っていた相手が意外と話しやすかったり、これまで見えていなかった新しい世界に気付けるかもしれません。

論理学者型INTPが性格が悪いといわれる理由⑥:自己中心的

論理学者型INTPは自分自身の価値観や信念に誇りと自信を持っています。そのため、「自分の考えがすべて正しい」と思い込み、なんでもかんでも自分本位に進めたがる傾向があります。

また、ルールや規則に縛られることが苦手なので、状況によってみんなが守る決まりごとを破ってしまうことも。そうすると周りから「性格が悪い自己中な人」「自分のことしか考えていない」と怒られてしまうに違いありません。

論理学者型INTPが「頭が悪い」と言われる理由6選

論理学者型INTPが「頭が悪い」と言われる理由6選

論理的に物事を考え、正確な答えを導き出すことが得意な論理学者型INTPですが、「頭が悪い」といわれることがあるようです。

知的で天才肌といったイメージが強いため、にわかに信じがたい話ですがその理由が分かれば改善できるはずです。

論理学者型INTPが頭が悪いといわれる理由①:空気が読めない

論理学者型INTPは論理的に物事を考える傾向があります。そのため、相手の気持ちを考えずに突発的な行動をとり、周りを変な空気にしてしまうことがあるでしょう。

このように人とうまくコミュニケーションが取れないことによって「頭が悪い」といわれてしまいます。

頭で考えたことをそのまま表現するのではなく、いったん自分の中で再確認して伝えることでトラブルを防ぐことができると思います。

論理学者型INTPが頭が悪いといわれる理由②:会話が脱線しがち

論理学者型INTPは常に頭の中で考えを巡らせており、人と話しているときに話があちらこちらに脱線してしまうことがあります。

頭の回転がとにかく早いので、話したいことが思考のスピードについていけないのでしょう。また、論理的思考と抽象的な概念で物事を捉えるため、相手に伝えたいことを言語を使って伝えることが苦手だったりもします。

そんな論理学者型INTPと出会った人は、「話についていけない」「会話の論点がずれている」と思い、「コミュニケーションが取れない=頭が悪い」という印象を抱くかもしれません。

どうしても伝えたい時は図形や表を使うのも手です。いろいろな方法を駆使してでも自分の考えを説明できる訓練をすれば、他の人との会話がより楽しくなりますよ。

論理学者型INTPが頭が悪いといわれる理由③:集中力が続かない

論理学者型INTPは自分の好奇心を持ったことは納得するまでとことん追求していきますが、興味がないものに対しては集中力が続きません。

例えば、文系科目は好きだけど理系科目が嫌いな場合、得意な分野ばかりを勉強して、苦手な科目にまったく手をつけないことがあります。

そうすると成績に偏りが生まれ、周りから「数学や理科は苦手なんだ」「頭が悪い」といったイメージをつけられてしまうかもしれません。

論理学者型INTPが頭が悪いといわれる理由④:無神経な発言や行動をとる

論理学者型INTPは論理的に物事を考えて発言するので、相手の気持ちに寄り添った言葉選びができない場合があります。

そのため、相手が傷つくような発言をしてしまうことがあり、「頭悪いな」「ひどい」と思われるのでしょう。

また、ルールを守ることも苦手なので、決まりごとを破って自由気ままに行動してしまうことも。そうすると「人の迷惑を考えていないバカなやつ」といわれてしまうかもしれません。

論理学者型INTPが頭悪いと言われる理由⑤:細かい作業や単調な作業が苦手

論理学者型INTPは細かい作業や単調な繰り返し作業が苦手。いつも新しいことや刺激を追い求める性格なので、すぐに飽きてほっぽりだしてしまいます。

例えば単純作業を毎日繰り返しするだけの仕事は、論理学者型INTPにとっては退屈で続かないかもしれません。周りからは「こんなに簡単な作業なのに!」「頭悪いからできないの?」と不思議がられるでしょう。

しかし、これは論理学者型INTPの特性なので無理に続けるべきではないと思います。自分を活かせる仕事はたくさんあるので、できなかったからといって落ち込まなくても大丈夫です。

論理学者型INTPが頭悪いと言われる理由⑥:共感力がない

論理学者型INTPは、相手の感情を読み取ることが苦手です。気持ちを伝えられても気が付かずにスルーしてしまうことがあります。

そのためコミュニケーションがうまくとれず、「頭が悪い」といわれてしまうことも。

これを改善していくためには周囲と積極的に会話を楽しむことです。常に相手が何を考えているか、どんな気持ちでいるのかを分析力を活かして推測することでだんだんとわかるようになると思いますよ。

まとめ:論理学者型INTPは本当に性格や頭が悪いのか?

まとめ:論理学者型INTPは本当に性格や頭が悪いのか?

論理学者型INTPが「性格が悪い」や「頭が悪い」といわれる理由について解説してみました。

結論からいうと論理学者型INTPは性格や頭が悪いわけではなく、決めつけてはいけないと思います。

たしかに「性格が悪い」「頭が悪い」と思われても仕方がない面はあると思いますが、ちょっとだけでも意識することで必ず改善します。

もし、周りからネガティブなイメージで見られるようだったら、この記事を参考にしてくださいね。

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