『MBTI診断(Myers–Briggs Type Indicator、マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)』
を受けると、自分の長所や短所などの内面を深く知ることができて、仕事選びに活かすこともできます。
今回は16の性格タイプの中から、社交的で周りを楽しませてくれるにおけるエンターテイナー型ESFPに注目し、向いている仕事や向いていない仕事についてまとめてみました。
また、具体的な職種も紹介しています。これから転職を考えている人や就職活動に励んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
エンターテイナー型ESFPに向いている仕事は?
エンターテイナー型ESFPは社交性があり、人を笑顔にすることが得意。共感性や感受性が豊かで相手の気持ちを察し、フォローする能力にも優れています。
この特徴から人と直接的に関わることができる仕事がぴったりだといえます。その人が喜んでいる姿を間近で見ることで仕事に対する活力が湧き、もっと頑張ろうと思えるはずです。
また、好奇心が旺盛で新しいことに挑戦することが大好きなので、常に頭をフル回転させられるような職にも向いています。
いつも慌ただしくしているような現場が大好きだったりします。
そして、芸術的センスにも優れているという特徴から、その美的感覚を活かすことができる仕事にも向いていると思います。
これらをまとめると、直接的に誰かの役に立ったり、喜んでいる姿を見ることができる仕事がエンターテイナー型ESFPにとっての天職だといえます。
エンターテイナー型ESFPに向いていない仕事は?
エンターテイナー型ESFPは人と関わることが大好きなので、単独で行う業務はあまり向いていません。例えば、ビルの清掃員やフリーランス系の仕事などのほぼ一人で行う仕事が挙げられます。
また、長期的に一つの目標に向かってコツコツと取り組むことが苦手。すぐに結果が出ないとやる気になりません。そのため、長期にわたって計画どおりに進める仕事は、エンターテイナー型ESFPが自身の能力を発揮できない職業の一つといわれています。
会社の数年先の未来を一緒に考えて盛り立てていく経営コンサルタントといった仕事は向いていないといわれていますよ。
さらに反復作業を行うことも得意ではなく、すぐに退屈してしまうのでなかなか続かないでしょう。その中でも工場のライン作業は繰り返しや正確さが求められる仕事なのでエンターテイナー型ESFPには務まらないことが多いです。
好奇心旺盛で面白そうなものを見つけたらすぐにそちらの方に気がいってしまうため、チームで計画通りに進める場面で迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。
まとめると長期的な目標を達成したり、決められたルールがあったり、一人で毎日同じ業務をこなしたりするような仕事には向いていないといえます。
そのほかにも向いていないといわれている仕事があります。紹介しきれなかった代表的な仕事がこちらです!
エンターテイナー型ESFPの適職11選!
エンターテイナー型ESFPは人と関わり、その人を楽しませる仕事に向いています。また、自身の美的センスを活かせる仕事にもぴったりマッチするでしょう。
ここからは具体的にはどんな仕事が合っているのか紹介していきたいと思います!
エンターテイナー型ESFPの適職①:営業職
営業職はお客様に自社の製品やサービスを提案し、契約を取り付けたり、販売を行う仕事です。
商談を成立させるためには高いコミュニケーション能力が必要不可欠なので、エンターテイナー型ESFPにとって最も向いている仕事といっても過言ではありません。
相手の懐にするりと入り込めるコミュニケーション力を活かせば、店舗でナンバーワンをとることも夢ではないかも!?
また、鋭い観察眼や共感力も活かせば、顧客のニーズを正確に読み取り、次々と魅力的で新しいプランを提案することができます。
そして、その結果は数字となって現れるので、ダイレクトに仕事のやりがいを感じられるのも営業職の魅力です。
エンターテイナー型ESFPの適職②:保育士
保育士は子どもの成長に密接に関わる仕事です。気配りができて楽しませることが大好きなエンターテイナー型ESFPなら、すぐに子どもたちの人気者になれると思います。
また、保育士は子どもだけでなく、その保護者とも関わっていかなければいけません。ここでエンターテイナー型ESFPは持ち前の社交性を発揮し、親御さんたちからも信頼をゲット。家庭の悩みや事情を聞いて、困っていたら解決に向けて手助けできるでしょう。
似たような仕事としてあげられるのは幼稚園の先生や小学校の先生です。これらの仕事も子どもを中心に人と関わっていかなければいけないので、エンターテイナー型ESFPに向いているといえます。
エンターテイナー型ESFPの適職③:インフルエンサー
インフルエンサーとは、『influence(インフルエンス)』という英単語が語源になった職業で、世間の人たちに大きな影響を与えることを生業としています。
主に動画投稿サイト『YouTube』や『Instagram』や『X』、『TikTok』などのSNSのアカウントを使い、人の役に立つ情報を発信。企業の商品をPRしたり、フォロワーを増やすことで収入を得ています。
エンターテイナー型ESFPは人々を惹きつける魅力の塊のような人なので、インフルエンサーとして大成する可能性が高いです。独自の美的センスやカリスマ性を発揮することで、たくさんの人を喜ばせることができるはずですよ。
また、国内のみならず、ネットやメディアを通じて世界中の人と関わることができる仕事でもあります。人とのつながりを大切にするエンターテイナー型ESFPにとってはまさに適職といえますね。
エンターテイナー型ESFPの適職④:販売スタッフ
販売スタッフは接客したり、商品のレジ打ちや品出し、発注などさまざまな業務を行う仕事です。エンターテイナー型ESFPは社交性を活かしてお客様のニーズにあったすばらしい接客ができるでしょう。
また、いろいろな作業を効率的に行わなければいけないので、単純な繰り返し作業が苦手なエンターテイナー型ESFPにとっては楽しいと思える仕事かもしれません。
販売スタッフを募集している職場といえば、スーパーマーケットやアパレルショップ、菓子店、パン屋など数えきれないほどあります。そのため、自分の興味に合った職場を見つけやすいところも販売スタッフとして働くメリットでしょう。
長く働き続けると店長やマネジメントに任命されるかも。出世を経験してみたいという人にもおすすめですよ。
エンターテイナー型ESFPの適職⑤:ツアーガイド
ツアーガイドは観光地を案内し、旅行客を案内するお仕事です。行く先々の歴史や文化、産業、地理について解説したり、お客様と一緒に楽しくおしゃべりしたりと社交的なエンターテイナー型ESFPにとってやりがいを感じる仕事だと思います。
お客様が楽しんでいる笑顔を直接みられるのもツアーガイドという仕事の醍醐味ですよね。
また、旅先でトラブルが起きた場合、臨機応変な対応が求められることもあるのでエンターテイナー型ESFPは力を発揮しやすいでしょう。
エンターテイナー型ESFPの適職⑥:ホールスタッフ
ホールスタッフはお客様からの要望や注文を受けつけたり、レジ打ちをしたり、予約の受付や電話、メール対応などさまざまな業務を行います。
職場として挙げられるのはレストランなどの飲食店やホテルのフロントなどがあり、どれも高いコミュニケーション力が重要になります。
レストランで働く場合、お客様から突然「今日のおすすめは?」と聞かれても、エンターテイナー型ESFPならすぐに答えられそうですよね。
ホールスタッフは接客業務をメインに行いますが、時には清掃や予約管理などの事務的なこともしなくてはいけません。そのことも頭に入れておきましょう。
エンターテイナー型ESFPの適職⑦:美容師
美容師はお客様のニーズに合わせてヘアスタイルを完成させる仕事です。エンターテイナー型ESFPの美的センスを活かすことで活躍できる職業といえるでしょう。
また、施術中にお客様と会話を楽しむ機会が多いのも美容師ならでは。確かなスキルとセンスに加えてコミュニケーション力も大事になってきます。
カリスマ美容師と呼ばれる人はエンターテイナー型ESFPに該当することが多いみたい。
エンターテイナー型ESFPの適職⑧:フィットネストレーナー
利用者にスポーツや運動器具の使い方を教えるフィットネストレーナーもコミュニケーション力を必要とする職業です。
また、その人の目的や必要としているアドバイスをきちんと理解しなければいけないので、観察力に優れているエンターテイナー型ESFPの適職といえるでしょう。
エンターテイナー型ESFPがトレーナーだったら、つらいトレーニング中も明るくポジティブに励ましてくれそうですね。
エンターテイナー型ESFPの適職⑨:客室乗務員
客室乗務員は飛行機を利用するお客様にサービスを提供する仕事です。座席の案内や飲食の提供などの決められた業務に加え、お客様のあらゆるニーズに対応しなければならないのでコミュニケーション力がかなり求められます。
接客だけでなく、機内の安全性を確かめる「保安業務」も同時におこなうことが客室乗務員の仕事。いつも笑顔で華やかなイメージですが、乗客の命を預かる仕事でもあるので想像以上にハードです。
それでもエンターテイナー型ESFPは臨機応変に動ける能力を活かして、不測の事態にも冷静に対応することができると思います。そして、どんなことが起こってもお客様の前では笑顔を絶やさず、快適な空の旅を一緒に楽しむでしょう。
エンターテイナー型ESFPの適職⑩:写真家
写真家は人や物をカメラで撮影する仕事。美的センスが必要不可欠な職業なので、エンターテイナー型ESFPに向いていると思います。
自分が撮りたいものや頼まれたものをいかに魅力的に写すかというスキルが求められるので、アーティスティックな一面を発揮できるはずです。
緊張しているモデルさんをリラックスした状態にしてあげられるのもができるのもエンターテイナー型ESFPの強み。持ち前のコミュニケーション力を活かして、自然な笑顔を引き出すことができるはずです。
エンターテイナー型ESFPの適職⑪:お笑い芸人
お笑い芸人はたくさんの人を笑顔にする職業の代表格でしょう。舞台やテレビ、ラジオなどを通じて多くの人に笑いを届けるエンターテイナー型ESFPにふさわしい仕事です。
お笑い芸人になるために特別な資格はいりません。最近は養成所などでお笑いの基礎を学び、そこからステージに出演。ほかの芸人たちと切磋琢磨し合いながらスキルを磨き、ブレイクするパターンが多いといいます。
成功すればお金持ちになれることに加え、多くの人を笑顔にしたいという願望を叶えることができます。そのためには厳しい競争社会を勝ち抜かなければいけませんが、エンターテイナー型ESFPなら夢を叶えられるはずです。
まとめ
今回はエンターテイナー型ESFPに向いてる仕事や向いていない仕事、適職についてまとめてみました。
最大の武器である社交性はどんな仕事でも必要とされる能力なので、エンターテイナー型ESFPはどこに行っても重宝されると思います。また、観察力や分析力もあることをアピールすれば、難しい仕事もどんどん任せてもらえますよ。
スケジュール通りに動けなかったり、繰り返しの作業が苦手だったりといった短所はうまくカバーすればいいのです。自分の長所が最大限に活かせる職場に就職して、自分の人生をより豊かなものにしてくださいね。
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