『MBTI診断』で『巨匠型ISTP』と診断された女性は独自の世界観を持っており、人とは違う考えや行動を起こすことがあります。
そのため、「変わった人」「社会不適合者」となどのネガティブなイメージを持たれて誤解されることがあるでしょう。
この記事では巨匠型ISTP女性の特徴や、つい悩みがちなこと、「社会不適合者」といわれる理由についてまとめています。
いま一度、自分の内面についてもっと知りたい、周りにいる巨匠型ISTPについて理解しておきたいという人にとってはかなり役立つ内容になっていると思いますよ。
巨匠型ISTP女性が社会不適合者と言われる理由10選！
巨匠型ISTPは女性よりも男性が多い性格タイプ。「私は巨匠型ISTPです」というと珍しがられるかもしれません。
その特徴は新しいもの好きで好奇心が旺盛で割と自由人。突然、思い立つとすぐに行動に移す衝動性を兼ね備えており、「変わった人」といわれることがあるようです。
また共感性が乏しく、他人の感情を読み取ることが苦手。自分の感情を表に出すことも得意ではないので周囲からは「他人に興味がない」「何を考えているのかわからない」と思われることが少なくありません。
感情を出さないのでいつも冷静で落ち着いていると思われがちですが、話してみると意外にフレンドリーだったりすることも。そのギャップも魅力の一つです。
このようにどこかつかみどころのない性格をしている巨匠型ISTP。もう少し深く掘り下げていくと「社会不適合者」といわれる理由がわかる気がします。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由①：感情表現が苦手でクールに見られる
巨匠型ISTPはクールで寡黙な人に見られがち。これを「かっこいい」と捉えられるといいのですが、「冷たい人」「何を考えているかわからない」といったマイナスなイメージに受け取られることの方が多いかもしれません。
女性だとミステリアスで高嶺の花的なイメージに取られやすいとか。
よって、周りとコミュニケーションが取れない「社会不適合者」というレッテルを貼られてしまい、つらい思いをした人がいると思います。
しかし、これは巨匠型ISTPの「他人に自分の感情や気持ちをうまく伝えられない」という特徴が関係しているだけであって、実際の内面は優しく思いやりのある人間です。
自分が好きな人や興味を持った人とは心と心で会話することができるので、その点をしっかり説明すると誤解を解いてもらえるでしょう。
また、巨匠型ISTPは感情的になるよりも論理的に物事を考える傾向があります。相談されても機械的に解決方法を提案するので「冷たい人間だな」と捉える人もいるでしょう。
しかし、これは一番合理的な方法を模索し、問題解決しようと頑張っているだけ。相手をおとしめよう、悲しませようと思って対応しているわけではないことを理解してください。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由②：集団行動よりも単独行動が好き
巨匠型ISTPは内向的な性格で大人数よりも一人で過ごす時間を好みます。休日に遊びに誘われたり、仕事終わりに飲みに誘われても「家でゆっくり休みたい」「帰って趣味に打ち込みたい」と断る場合が多いでしょう。
周りからは「ノリが悪い」「空気が読めない」と判断されてそのうち誘われなくなるかもしれません。
また、巨匠型ISTPは周りに合わせて行動したり発言したりすることも苦手です。できるだけ自分の考えや価値観に従って物事を進めたいと思っているので、集団で動くよりも一人で黙々と取り組む作業を選びます。
もし、仕事でチームに配属された場合、プロジェクトを進める中でメンバーの意見を聞き入れないといった対人トラブルを引き起こしてしまうことがあります。
そうなると、周りから「協調性がない」「社会不適合者」と見なされる可能性が高いです。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由③：ルールや規則を破ることがある
巨匠型ISTPは規則やルールに束縛されることを嫌います。なるべく自由に物事を進めたがるため、必要によってはルールや規則を破ってしまうこともあるといいます。
これが法律や道徳心、倫理観に関わる決まりだったら大変です。最悪の場合、逮捕され世間から「社会不適合者」とレッテルを貼られてしまうでしょう。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由④：衝動的に行動して迷惑をかける
巨匠型ISTPは落ち着いていて何事にも慎重に取り組むタイプですが、衝動的に何かをしようと動くことがあります。
この時、他人のことはお構いなしで自分の欲求だけに従って行動するため、周りから「迷惑」「空気を読んでほしい」と思われるでしょう。
考えるよりも先に行動してしまうタイプなので、いいアイデアを思いついてもいったん落ち着いて深呼吸してください。考えをまとめた後、周りに相談してから実行に移すといいですよ。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑤：共感性が低い
巨匠型ISTPは自分の感情を伝えるだけでなく、他者の感情を読み取ることも苦手としています。そのため、相手が喜んだり悲しんだりしていてもその気持ちに共感できず、適切な言葉をかけてあげられないでしょう。
また、共感性の低さが直接的に相手を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。例えば、「自分が言われても大丈夫と思っていることは相手も許してくれる」と勘違いし、そのまま伝えてしまうといったエピソードが挙げられます。
この様子から「冷めてる」「心がない」と思われてしまい、他人の気持ちがわからない「社会不適合者」というラベルを貼られてしまっても仕方がないのかもしれません。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑥：飽きっぽい
巨匠型ISTPは熱しやすく、冷めやすい性格。興味をもったことにはすぐ飛びつきますが、すぐに飽き、また違う興味を見つけて熱中することを繰り返します。
このように飽き性なので長期間、一つの物事に集中して取り組むことを苦手としています。
例えば、仕事の業務内容が毎日同じ単純作業の繰り返しだったとしたら、たちまちやる気を失い、辞めてしまうかもしれません。そうなると周りの人たちに迷惑がかかり、「社会不適合者」といわれることがあると思います。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑦：無神経な発言や行動をする
巨匠型ISTPは相手の気持ちを考える共感性が低いので、つい思ったことをそのまま口にしてしまうことがあります。例えば、笑わせたいと思って発言した冗談が逆に相手を悲しませるような内容だったらかなり気まずいですよね。
また、「今は邪魔しない方がいい」と思われるタイミングでもその人たちの間にお構いなしに介入していくなど、空気の読めない行動をとってしまうことがあるといいます。
そのため、「社会不適合者」とまではならないかもしれませんが、周りから「あまり関わりたくない人」として認識されるでしょう。
相手の気持ちを察することが難しいときは、一旦落ち着いて考えてから発言や行動をとることが社会を平和に生き抜くための術です。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑧：自立心が強く甘えることが苦手
巨匠型ISTPの女性は、心理的にも経済的にも自立した人が多いといわれています。
もともとの性格上、感情を出すことに不慣れで甘えることも苦手。自分自身の弱い部分を隠そうとして「一人でなんとかしなきゃ」という気持ちを強く持っているのだと思います。
そのため、トラブルが起きても一人で解決しようとしたり、悩みを誰にもいえず溜め込んでしまいがち。
もしかすると周りの人はもっと頼ってほしい甘えてほしいと思っているかもしれません。また「自分じゃ頼りないのかな」と誤解させてしまう恐れもあるでしょう。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑨：思ったことをストレートに伝えてしまう
巨匠型ISTPの人は論理的に物事を考える傾向があるので、自分の意見をまっすぐ伝えることが多いです。
そのため、お世辞をいうのが苦手だったりします。
これが褒めるなどの相手を喜ばせる言葉だったらいいのですが、ときにはネガティブな内容をそのままぶつけてしまうので「攻撃的」といわれることも。実際に、相手を傷つけてしまったり、不愉快な気持ちにさせてしまうことがあるでしょう。
しかし、巨匠型ISTPの人たちは傷つけようと思って発言しているわけではありません。単なる性格特性であり、相手の気持ちを悟ることに長けていないだけなのです。
巨匠型ISTPの女が社会不適合者と言われる理由⑩：自分の非を認めない
巨匠型ISTPは自分の中に揺るぎない信念や価値観を持っており、何かトラブルが起きても「自分のせいじゃない」と思う傾向があります。
かなり頑固な一面もあるので、自分に非がありそうな状況でも「自分は悪くない」「他の人が悪い」と主張し、周りの人をイライラさせてしまうこともあるでしょう。
自分の間違いを認めることは、巨匠型ISTPでなくても難しいことです。なぜなら、自分の弱さを周りに示していることになりますからね。
変な意地を張らずに素直に「ごめんなさい」をすることで誠実な人という印象を持たれ、信頼感を得ることができますよ。
巨匠型ISTP女性は社会不適合者なの？どんなことで悩みがち？
巨匠型ISTPの女性を「社会不適合者」だと決めつけるのは間違いだと思います。
上記で理由を解説してきましたが、どれも巨匠型ISTPならではの性格特性によるもので、根本に相手を傷つけようといった悪意が存在していないからです。
たしかに社会に馴染めていないような行動をとったり、空気を読まない発言をするかもしれません。そのたびに周りから人がいなくなったり、陰口をいわれたりとつらい思いをするでしょう。
巨匠型ISTP本人であれば、自分の短所といわれる部分を意識しながら生活すると人間関係がスムーズになるかもしれません。反対に周りの人は巨匠型ISTPの行動や発言を個性だと認めて尊重し、時には注意してあげるとうまくいくはずです。
まとめ
今回は巨匠型ISTPの女性が「社会不適合者」といわれる理由についてお伝えしました。
内向的で感情があまりうまく表現できない巨匠型ISTPは「変わってる」「周りから浮いてる」と勘違いされやすい性格です。また、協調性をあまり重要視しておらず、単独行動を好むので社会に馴染めていないと思われるのでしょう。
もし、それでつらい思いをしているのならば短所の部分に気をつけて生活してみるとか、相談できる相手に悩みを打ち明けてください。きっと誤解が解けて、素晴らしい人間関係が築けるはずです。
そして、思い切って「これが自分の特性」と認めてあげることも大事だと思います。自己肯定感が上がり、人生が生きやすくなりますよ。
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